【subway】サブウェイの大量閉店、撤退?

社会考察

サブウェイ大量閉店しています。川崎にもありましたが、いつの間にか閉店していました。

大学のキャンパス内にお店があって、お洒落さんたちは利用していましたね。割高ですけど、キャンパスで食べていると「おしゃれ」感がありました。注文の方法が、難しいというか、緊張するので利用頻度は少なかったかな。

コロナ渦では、店員とのやり取りは極力避けたいご時世です。お好みが選択できる注文方法は、わずらわしさを通り越しているのかもしれません。自分好みのオーダーができることが売りですが、今どきマクドナルドもトッピングの増量に対応しています、じっくりと優位性が脅かされているかもしれません。

混乱の原因としてはサントリーが撤退、受け皿となった会社も経営破綻。完全撤退もささやかれていますが、ブランドの再構築で反転攻勢の目もあるようです。

同じサントリーが経営していたファーストキッチンも売却(2016年6月)してますが、ウェンディーズのコラボ店で持ち直しています。パスタやデザートのメニューに取り入れ成功を収めています。ハンバーガーチェーンには珍しく顧客の女性比率が高めています。

サントリーが手放した理由の一つとしては、2013年末に、過去に販売したローストビーフ使用商品が食品衛生法に抵触、調理法が問題でした。健康被害はありませんでしたが、少なからずイメージが悪化しました。

こうしてサブウェイは日本で苦戦し続けているのですが、そのためか、日本サブウェイの完全親会社だったサントリーホールディングス(HD)は日本サブウェイの過半の株式を手放しています。

アメリカのサブウェイも苦戦しています。

ニュースサイト「ビジネス インサイダー ジャパン」は「2017年にアメリカ国内のサブウェイの店舗数は909、割合にして3%以上減」「世界全体の店舗数は2016年の4万4,485から471減、4万4,014店舗となっている」と報じました。

また、ニューヨーク・ポストは「サブウェイの来店者数はここ5年間で25%減少した」と報じています。アメリカのサブウェイはマクドナルドやヘルシー系ファーストフードなど競合との競争が激化しています。

価格面ではマクドナルドほど安くなく、ヘルシーイメージの面ではヘルシー系ファーストフードほどではないという中途半端な立ち位置が苦戦を強いられている要因となっています。

サブウェイの歴史

アメリカに本社を置くファーストフードチェーン。サブマリンサンドイッチという長楕円形のサンドイッチを主力商品としており、世界店舗数は23万8374店(2013年)と、マクドナルドの約3万4000店を超える世界最大の飲食店チェーンです。

アメリカ・コネチカット州ブリッジポートでフレッド・デルーカとピーター・バックが1965年に「ピーツ・スーパー・サブマリンズ」として創業を開始し、1974年に現社名に変更された。SUBWAYという名称は、潜水艦型のサブマリンサンドイッチを客の好み(YOUR WAY)に作ることに由来する。

本社はコネチカット州ミルフォードにあるが、アメリカ国外の展開についてはオランダのアムステルダムに本社を置くSubway International B.V.が統括している。

日本では、サントリーホールディングスが子会社として日本サブウェイ株式会社を1991年10月16日に設立、同年ににアメリカのSUBWAY社とマスターフランチャイズ契約を締結し、直営店とフランチャイズ加盟店の両輪で展開していた。

当初はアメリカと全く同じメニューのみを用意していたが、売り上げが伸び悩んだことから後に日本国内限定メニューを用意し、またパン生地についても「欧米人と違い、日本人は唾液が少ない」ことから、1999年に日本国内専用の「しっとり生地」を採用するなどして新規顧客の獲得に成功した。

2016年3月でフランチャイズ契約が切れることから、サントリーでは日本サブウェイ株式の65%をサブウェイのオランダ法人に売却した。以後は日本国内の展開についてはサブウェイ本社の直轄となるが、サントリーも飲料の納入等での関与を続けるため株式の一部保有は続け、出向している経営陣も一部残留していた。しかし2018年3月に残りの株式も全て売却し、サントリーは日本サブウェイの経営から完全に撤退した。

サントリーの撤退により全国規模での閉店ラッシュが発生し、2018年5月時点で過去4年間に約170店を閉店、2019年6月時点で過去4年半の間に約200店を閉店していた。2019年12月下旬には店舗数はピーク時から半減し、221店にまで落ち込んだ。

2019年1月16日には、日本サブウェイの大手フランチャイジーであったエージー・コーポレーション(本社:東京都品川区)が経営破綻、これにより日本サブウェイの業績低迷と大量閉店について注目された。

サンドイッチというカテゴリーでは、割高感があります。この「割高感」がネックとなっているようです。ハンバーガーと違い高級価格帯は、まだ許容できない商品です。

ハニーオーツ一択、ちょい焼き。

社会考察
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