川崎市北部で発生した凶悪な事件

社会考察

川崎市は南北に細長く、南部にある川崎区で事件が主に起こります。ただ、殺人などの大きな事件となると意外にも北部に発生しています。川崎区はどちらかというと管理がされた盛り場です。稲川会山川一家、内堀組という強力な暴力団が縄張りを巡回しており、半グレが大手を振って活動できる場所ではありません。

少し前に黒人のグループのアパレル販売が活動していました。ヒップホップスタイルが流行し、B系?というのかな、そんな感じの若者に声をかけ、マンションの一室で高額な商品を販売するという手口。買うまで帰れず、ぼったくりバーのアパレル版です。噂でしかありませんが、みかじめ料を払うわなかったことで、追い込まれたと聞きます。

盛り場、風俗エリアは特に、警察とは違う暴力団による組織的な治安、ある意味、保たれているかと。殺人事件も中国人・ベトナム人との争いは聞きますが、一般の人が巻き込まれる事件はあまり起きていません。地理的に、東京と横浜が下車してもらいお客さんになって貰わないと困ります。そのたびに血を流す喧嘩に巻き込まれたり、ボッタクリにあっては商売は成り立ちません。

北部の方は、東横線、田園都市線、小田急沿線となると景色が違います。川崎区は京急とJR浜川崎線などです。タワーマンションが密集していたり、高級住宅街もあるし、子供たちは私立に通う子たちも多く、穏やかでお洒落な人達が住まう感じですが、意外にもニュースに取り上げられるような事件は、北部に集中しています。

川崎区で起きる事件とは、違いがあります。不良少年、半グレ、暴力団といった言葉は出てこない事が多いです。インテリ、精神異常、家庭環境と言った言葉で括られることが多いかも知れません。学校など東京や横浜とインテリ層と接触する機会が多い、川崎育ちは、下に見られる傾向が顕著なため、少しコンプレックスがあるようです。

川崎市麻生区 高校生刺傷事件 (軽症で済んだようです)2023年2月6日

2023年2月6日、川崎市麻生区の路上で、通学途中の男子高校生が刃物で刺された事件で、捜査関係者によりますと、被害者と殺人未遂の疑いで逮捕された高校生は、以前は同じ学校に通い、友人関係にあったということで、警察が事件にいたる経緯を調べています。

6日朝、川崎市麻生区の路上で、通学中の男子高校生が後頭部を刃物で刺されて軽いけがをした事件で、警察は6日夜、川崎市内に住む高校1年の生徒を殺人未遂の疑いで逮捕しました。

捜査関係者によりますと、これまでの目撃情報などから生徒は、通学途中だった被害者の後ろをついて歩いていて、狙って襲った疑いがあるとみられています。また、2人は以前は同じ学校に通い、友人関係にあったということですが、最近は連絡を取り合うことはしていなかったとみられるということです。刺された生徒は軽傷だという。

犯人は桐光学園を退学させられた生徒のようです。退学になった原因は、定かではありませんが、ツィートには「暴力と薬物で退学になったやつ」といったものが目立ちました。桐光学園の生徒が逮捕されたというニュースは見つかりません。大きな話題になる前に内々で処理して、遺恨が残ったのかな?

麻生区は1980年に多摩区から独立した新しい区です。新百合ヶ丘駅周辺は栄えていますが、基本的に緑園都市、田舎です。坂道だらけでお年寄りの生活には、難儀な土地です。十番坂として日本で有数の勾配がきついと言われます。

映像からすると、私立・桐光学園に可能性が高いと思われます。この学校はサッカー部の強豪校として有名ですが、進学校としても知られています。偏差値はコースによって違うようですが、69と高い。今どうなのかわかりませんが、医学部の進学に高いイメージがありました。横浜の桐蔭、川崎の桐光とも。スポーツが盛んで強く、偏差値も高い。

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川崎登戸通り魔殺人事件 2019年5月28日

神奈川県川崎市多摩区登戸新町で発生した通り魔殺傷事件。結果として被害者のうち2人が死亡し、18人が負傷した。犯行の直後、容疑者は自ら首を刺し、その後死亡した。

川崎通り魔事件とも呼ばれていたが、同市宮前区梶が谷および同市多摩区堰の類似事件と区別するために川崎登戸通り魔事件または登戸通り魔事件と呼ばれている。

2019年5月28日7時45分頃、川崎市の登戸駅付近の路上で、私立カリタス小学校のスクールバスを待っていた小学生の児童や保護者らが近づいてきた男性に相次いで刺された。加害者は、終始無言のまま待機列の後方から駆け足で襲撃した。

最初の襲撃はファミリーマート付近で始まり、加害者は保護者の男性(後に死亡を確認)を背後から刺した。その後、約50メートルを無言で走って移動しながら保護者の女性と児童17人(後に死亡を確認された女児1人を含む)を立て続けに襲撃した。加害者はスクールバスの運転手から「何をやっているんだ」と叫ばれた後、さらに数十メートル移動して自剄に及んだ。襲撃開始から加害者が自ら首を切るまで十数秒程度だった。

事件発生時、付近の公園に居合わせた男性が、刃物を振り回しながら「ぶっ殺してやる」と叫んでいる加害者を目撃している。加害者はバスを待つ小学生の列に近づいて叫んだ後、小学生らを襲撃していったという。

 

宮前 梶ヶ谷貨物ターミナル駅トンネル 女性刺殺事件 2006年9月23日

川崎市宮前区のトンネルで2006年9月23日午前0時頃、27歳のアルバイトの女性が刺殺された事件。梶が谷にある梶ヶ谷貨物ターミナル駅下のトンネルで、帰宅途中だった女性が通り魔に襲われてしまう。4月にも1.5㌔離れた、同じ宮前区の野川でも、40歳の女性が襲われる事件が発生していた。女性は、重傷を負っている。

この野川の事件で逮捕されたのが、鈴木洋一容疑者。殺人未遂罪で2009年に懲役10年が確定、栃木刑務所に服役していた。事件当初から、連続通り魔事件として扱われ、疑いをかけられていたが、警察は詰め切れなかった。精神障害に近くかったようで、裏付けが取れなかったと言われます。

川崎市宮前区のトンネルで2006年9月23日午前0時頃、27歳のアルバイトの女性が刺殺された事件。梶が谷にある梶ヶ谷貨物ターミナル駅下のトンネルで、帰宅途中だった女性が通り魔に襲われてしまう。4月にも1.5㌔離れた、同じ宮前区の野川でも、40歳の女性が襲われる事件が発生していた。女性は、重傷を負っている。

この野川の事件で逮捕されたのが、鈴木洋一容疑者。殺人未遂罪で2009年に懲役10年が確定、栃木刑務所に服役していた。事件当初から、連続通り魔事件として扱われ、疑いをかけられていたが、警察は詰め切れなかった。精神障害に近くかったようで、裏付けが取れなかったと言われます。

しばらく11年間、未解決事件としてされていたが、同容疑者2016年1月、川崎宮前署に「事件について話したい」との趣旨のはがきを出し、県警の任意の聴取に関与を認めた。「女性から虐待を受けた経験があり、女性を刺したい衝動があった」などとも話したという。説明が一貫しない点もあったが、同容疑者の話と遺体の状況が一致するなどしたため、逮捕に踏み切った。凶器とみられる刃物は見つかっていない。

はがきが送られて再捜査になりますが、鈴木洋一の靴や車に黒沼由理さんのDNAが付着していた事が割り出され、犯人として特定、逮捕に至った。(やっていなかったのか?話ですけど、できない理由があったのか?)

2019年に懲役28年(求刑・無期懲役)の判決が確定しています。無期懲役にならなかったのは、精神障害に近く計画性がなかったこと。自らはがきを送って、再捜査が行われたことが考慮されたと言われます。

死ぬ間際の女性の苦しむ顔を見て発散しようと考え、事件の約3か月前から好みの女性を探し回っていたと指摘。弁護側は計画性を否定し、性嗜好障害の影響もあったなどとして量刑を考慮するよう求めていた。

 

川崎 金属バット両親殺害事件 1980年11月29日

今から43年前の事件ですが、川崎北部の象徴的な事件です。1980年11月29日、神奈川県川崎市高津区南部(現:宮前区の一部)に住む2浪目の浪人予備校生20歳が、両親を金属バットで殴り殺した殺人事件。

エリートの父親と母親を金属バットで殴り殺したという話題性から、ノンフィクションやテレビドラマの題材となった。まだ教育虐待という言葉もなかった時代であったが、受験戦争を象徴する事件として話題となった。

父親の社宅があった東京都生まれで(両親は山口県出身)、渋谷区立渋谷小学校から港区立青南小学校に転校し、都立日比谷高校への登竜門とされる港区立青山中学校を経て、私立海城高校を卒業。高校時代の16歳のとき、神奈川県へ引っ越すことになる。

野球が得意で、母親からは手間のかからない子供と言われていた。父親は東京大学経済学部卒で旭硝子(2018年にAGCに商号変更)東京支店建材担当支店長、厳格な性格で歌を歌うのが趣味だった。兄も事件の前年に早稲田大学を卒業後に上場企業に入社していた。

田原総一朗は「新事実 金属バット殺人『母子相姦説』を追う」においてこの事件にエディプスコンプレックス、母子相姦が絡んでいると指摘している。ルポライターの溝口敦も同様の指摘をしている。柳田邦男は田原論を辻褄合わせと非難し、朝倉喬司はこの説を嘘と断定した。

エディプスコンプレックス:ジークムント・フロイトが提示した概念。男根期に生じ始める無意識的葛藤として提示された。フロイト派では男女ともに適用される用語であり、心的発達の重要な転換点として、また神経症の発症段階としている。

エディプスコンプレックスには批判も多く、有名なものとしては「それは外向的な人間に限ったもので内向的な人間においてはそれに限らない」というカール・グスタフ・ユングの批判がある。

 

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