【Kodak】競争優位の終焉。老舗でも淘汰される
コダックは非常に拘りの強い企業だったことはよく分かる。そういった人達に支えられてい企業でした。安い日本企業のフィルムを使わない、あえてコダックを選ぶ人たちに支えられていた。 今でもそうだが、カメラにこだわりを持つ人達は、お金を惜しみなく注ぎ込む。「カメラ沼」「レンズ沼」と呼ばれている。そういった顧客を満足させ、背を向けられないようするには品質を下げるわけにはいかない。 デジタルカメラの初期の製品は、とてもフィルムカメラと競合する製品ではなかった。1994年アップルがコダックと共同開発した「QuickTake 100」は革新的ではあった。が、それでも取ってかわる製品ではない。この製品も日本のチノ...