【大豆】乳がん抑制。毎日のみそ汁が効果的です。

癌予防

大豆は、がんや糖尿病の予防が期待できることや、更年期障害の症状を抑える効果があるという。特に近年、食生活の変化で増加している「乳がん、大腸がん、前立腺がん」に効果的という前向きな研究成果が公表されています。

「たくさん食ればがん予防が期待できる」と研究されていますが、大量に取りすぎると「膵臓がん」リスクを高めるリスクが報告されています。

長寿の秘密を握る素材のひとつとして「大豆」があります。

日本語の「醬油」という言葉がなまって、ソイと言われるようになったことからも分かるように欧米には元々、大豆がありませんでした。ヨーロッパで大豆の本格栽培が始まるのは19世紀になってからとも言われています。

しかも、欧米では、この大豆をもったいないことに家畜の飼料用として主に栽培していて、食用にする習慣はほとんどありません。中国・貴陽やハワイのヒロ地区など、多くの長寿地域では大豆が食べられています。

中国の貴陽という地域は、長寿エリアだそうです。日本でいうと沖縄みたいな感じですかね。この地域では大豆や大豆製品がたくさん食べられているようです。豆腐、納豆、豆乳、干し豆腐、沖縄の「豆腐よう」のような発酵した豆腐、豆腐を発酵させたチーズ風のものなど。

血圧が低ければ当然、脳卒中も心臓死も起きにくくなります。この地域の人たちが長寿なのも当然と納得しました。大豆をよく食べる地域では一様に血圧、コレステロール値が低く、心臓病、心臓死が少ないという結果が出ました。さらには肥満も少ないのです。

逆に大豆を食べない地域では「死の四重奏」と言われる肥満、高血圧、高脂血症、糖尿病が多く、また寿命も短命になってしまっています。

CMなどで使われているので、「大豆イソフラボン」というワードが、一般的になりました。よく知られている成分です。イソフラボンはフラボノイドの一種で、女性ホルモンに似た働きをするといわれています。

・血圧を低下させる
・悪玉コレステロールを下げ、心臓病を予防する
・更年期障害の症状を抑える
・骨粗しょう症を予防する
・乳がん、前立腺がんの予防
・ほとんどのがんの死亡率を低下させる
・肌を若々しく保つ

大豆といえば、納豆が代表的です。まぁこれを食べとけば、問題ないってことですね。

炭水化物、たんぱく質、脂質の3大栄養素のほかに、食物繊維、カリウム、カルシウム、マグネシウム、鉄、亜鉛、リン、ビタミンE、ビタミンB1、葉酸など、多種多様な栄養素が含まれている。さらには悪玉コレステロールを低下してくれる大豆レシチン、抗酸化作用を持つ大豆サポニンといった成分も豊富に含まれています。

納豆は1日2パック程度。80gが上限です。 他に大豆製品を日常的になっているので、1日1パックが適量です。 大豆はそこそこカロリー もあり、食べすぎてもよくないですね。

 

かつては「胃がん」の罹患が日本で一番でしたが、大腸がんが急速に台頭してきています。大腸がんは、社会の高齢化、食生活の欧米化とともに日本で急速に増加しています。特に女性では、罹患数・死亡数ともがんの中で最多となっており、大腸がんの減少は社会的にも重要です。

1日3杯のみそ汁で乳がんを予防。

乳がんの発症リスクを高める生活習慣として、飲酒、喫煙、閉経後の肥満、運動不足が報告されています。エストロゲンは脂肪を材料として作られるため、閉経後の肥満も乳がんリスクを高めます。また、夜勤(不規則な生活)なども乳がんを増加させる可能性があります。

一方で、大豆食品を多く摂取するほど乳がん発症リスクが低くなります。みそ汁を毎日3杯以上飲む人は、ほとんど飲まない人に比べて乳がんリスクが4割低くなります。乳がんなどを引き起こす遺伝子の変異を持っている人でも、大豆食品をたくさん摂ると発症リスクが低くなるデータもあり、イソフラボンには乳がん発症のリスクを下げる可能性があると考えられています。

 

「みそ汁」と「イソフラボン」は、乳がんになりにくいという関連が見られていますが、「大豆、豆腐、油揚、納豆」との間では関連がはっきり見られません。みそ汁だけが乳がん発生率と関連があるというのは考えにくいです。

イソフラボンは植物性ホルモンといわれる物質で、化学構造が女性ホルモンに似ています。女性ホルモンは乳がんの発生を促進することが知られていますが、イソフラボンは女性ホルモンを邪魔することによって乳がんを予防する効果があるのではないかと考えられています。

乳がん予防効果がイソフラボンを介したものだとすると、みそ汁だけでなく、イソフラボンを含む大豆製品一般に、その予防効果があると考えるのが自然です。みそ汁をたくさん飲むと塩分を多く取ることになりますが、塩分の取りすぎは胃がんや高血圧などの他の生活習慣病の危険因子だといわれています。

乳がんは欧米で多く、アジアで少ないことが知られています。

アジアから米国へ移民した集団では乳がんが増えることが示されています。また、わが国でも都道府県別に見ると大都会で乳がん死亡率が高い傾向にあります。これらから、欧米と日本で大きく変わる生活習慣、特に食生活が乳がん発生率の高低と大きく関係するのではないかといわれてきました。そのひとつが大豆やそれに含まれるイソフラボンと考えられ、研究されています。

大腸がんに対しての効果は研究段階。

がんを抑制する可能性が高いですが、遺伝子などが関係しており、全てに効果が望めるわけではありません。条件が整っていることが必要なようです。マイナス面は見つけられませんので、家族や親戚にがん患者がいる場合は、食生活を考えたほうがいいかも知れません。

女性ホルモンの代表であるエストロゲンは、大腸がんを抑制するとされてきましたが、植物性エストロゲンである大豆イソフラボンの有効性については議論がありました。エストロゲンが作用を発揮するには、その受け手(受容体)が必要です。

 

「大豆食品で膵臓癌のリスクが上昇する」というレポートが2020年に公表され衝撃がありました。

納豆や豆腐などの大豆食品は体に良いと思っている人が多いと思います。しかし、今回、衝撃的な論文が出ましたので紹介します。豆腐などの「大豆食品」は、一部のがんの発症リスクを下げる効果が報告されています。一方で、国立がん研究センターによる「多目的コホート研究」から、膵臓がんに関しては、逆に発症リスクを高める可能性を示唆するデータが報告されました。

今回の報告は、1995年と1998年、食事に関するアンケート調査に回答した90185人(年齢45~74歳)を対象に、大豆食品の摂取量と膵臓がんとの関係を追跡調査したものです。

追跡中に577人(男性314人)が膵臓がんを発症。

回答から①総大豆食品、②納豆、みそなどの発酵性大豆食品、③豆腐、油揚げ、豆乳などの非発酵性大豆食品の摂取量を計算し、摂取量が最も少ない群から最も多い群まで4グループに分け、膵臓がんの発症リスクを比較しています。

その結果、総大豆食品摂取量が最低のグループを1とすると、最も摂取量が多かったグループは膵臓がん発症リスクが1.48倍と最も高く、摂取量が多いほどリスクが上昇することがわかりました。豆腐の摂取量が多くなるほど膵臓がんリスクが上昇するという、結果です。

研究者の間では「動物実験レベルでは非加熱の大豆入り飼料で下痢や膵臓の腫れが認められている。大豆に含まれる消化酵素阻害成分の影響があるかもしれない」と推測されています。

もっとも豆類に関しては、欧米の先行研究では、むしろ膵臓がんを予防する効果が報告されています。こうした矛盾が生じることは多くあり、さらなる研究が待たれます。

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