不整脈の原因?カフェインの過剰摂取

癌予防

私は末梢性T細胞リンパ腫という病気を患っています。幸いにして、赤ちゃんが生まれたときに発生する臍帯(へその緒)を提供してもらい生き延びている状況です。

ここで問題となったのが、私が「不整脈もち」ということです。看護師さんたちは心音を聞いただけでわかります。小学生のころから、健康診断などで、胸に聴診器を当てられると「すこし不整脈あるね」とよく言わました。

治療するほどでもないし、将来大きな手術をするようになったら対応しましょうか、くらいのものでした。不整脈の治療は血液をサラサラにする薬を服用が一般的です。これは血液のがんの治療している状態では使用できません。

カテーテルアブレーション治療というものもあるそうです。

カテーテルと呼ばれる細い管を足のつけ根の血管から心臓の中に入れ、心臓内の組織を直接治療します。焼灼(しょうしゃく:小さなやけど)や冷凍凝固法により、不整脈を引き起こす異常な電気信号が心臓全体に広がらないようにします。頻脈性不整脈の直接の要因の治療を試みる治療法です。

カテーテルを首から入れている状態ですのでこれもなしです。ひどい不整脈の場合は、外科手術やペースメーカーのデバイスの埋め込み処置をしますが、それほどでもありません。

結局、何もしなかったわけですが、1度だけまずい状況に陥ることがありました。移植後、拒絶反応を抑えるために、うさぎの耳下腺を使った薬(名前は覚えていませんが)心音が乱れて意識を失ったことがあります。

不整脈はそれほど深刻に考える必要ありませんが、いざ大病になったときに命取りになる可能性もあるので、普段の食事や生活習慣でリスクを回避できるなら、いいに越した事はありません。

コーヒーの大量摂取は昔から不整脈の遠因では?普段生活で疑われるのは「カフェイン」の摂取です。

コーヒーに関しては、時によって効果が二転三転します。昔は体に悪いもの、病気を引き起こす飲み物とされていました。今では真逆の効果が喧伝されている有様です。関わる人達のロビー活動というところでしょうね。

1日3杯飲む習慣が、糖尿病や心臓病、肝臓病などの予防につながり、生命予後にも良い影響を与える。というのが今の状況です。日常的にカフェインを摂取していない人が、急に取り入れると心臓には負担がかかります。

米国の調査ですが、18歳以上の健康な100人の男女で2週間おこなわれました。カフェイン入りコーヒーを飲んでもらい、飲まない時の比較で、不整脈を検査しました。結果は、上室性期外収縮という不整脈には差はなかったのですが、心室性期外収縮という不整脈については、コーヒーを飲む人で増加が認められました。

カフェインが不整脈の原因とまではいえず、健康への影響ははっきりとはわかりません。私も子供の頃から不整脈といわれていますので、遺伝的な要素が高いのかもしれません。リスクが少しでもあるなら摂生して、大病を患ったときに備えることも必要かも知れません。

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