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中国BYD 投資家バフェットさん 手じまい?

社会考察
2023.02.07

投資の神様バフェットは、2008年にBYD株を取得しています。TeslaではなくBYDに投資していました。イーロン・マスクは好きではなかったのかな?

今年に入って急速に売却をしているようですから、十分利益を上げたし、米国との関係が冷え切る前に、手仕舞いというところでしょう。完全に出遅れたトヨタでもかなわない技術力です。おそらく世界のトップになる企業ですが、米中の政治的なリスクもあります。

中国のEV企業「BYD」に長期投資をしています。BYDが発行している株式の7.7%にあたる2.25億株を2008年9月から保有しています。約13年前、2008年9月時点の投資額は$232M(約232億円)でしたが、2021年12月31日時点の評価額は$7,693M(約7,693億円)、33倍を超える価値に成長しています。

BYDの自動車メーカーとしての特徴は、Teslaと同じ垂直統合型モデル(製品の開発から生産、販売までを自社グループ内で行うこと)の体制を持っている点で、ガラスとタイヤ以外は自社で作るほど内製化が進んでいます。

Teslaはコアである電池は当初、日本のPanasonicが提供していましたが、拡大に伴い韓国企業にも受注をしています。BYDはもともとバッテリー開発から創業した会社です。得意分野ですし、車載電池メーカーとして中国で2位のシェアを取っています。他社へのEV供給メーカーでもあります。

中国第1位の車載電池メーカーは、世界でもナンバーワンのシェアを誇るCATLという電池に特化した会社で、Tesla、GM、BMW、TOYOTAなど世界の主要自動車メーカーとパートナーシップを結んでいます。

バフェット氏のBYD売却のニュース引用。

中国BYD株7度目の売却 2023/1/12

著名投資家ウォーレン・バフェット氏率いる米投資会社バークシャー・ハザウェイが1月3日、中国電気自動車(EV)大手「比亜迪(BYD)」が香港証券取引所に上場する株式を再び売却した。

バークシャーはBYD株の保有比率を13.97%に減らし、保有株数を1億5300万株とした。公開されている限り、同社がBYDを売却したのは今回で7回目となる。 バークシャーは2008年に初めてBYD株を取得。以降14年間にわたって保有し続け、33倍以上の利益を上げた。

しかし、22年8月以降は段階的に保有株数を減らしており、その理由について市場ではさまざまな憶測が飛び交っている。 BYDはEVの販売台数で世界トップに上り詰めた。しかし、今後は成長が著しい中国国内の新興メーカーとの競争だけでなく、業界最大手の米テスラとの価格競争も待っている。

コスト管理に強いテスラは値下げを繰り返し、BYDのシェアを奪おうとしている。同社は現在、新たな試練に直面している。

中国BYD株6度目の売却 半導体TSMCや日本商社株を取得 2022/12/16

中国電気自動車(EV)大手「比亜迪(BYD)」の株式132万9500株を売却した。香港取引所の情報開示資料で明らかになった。平均売却価格は1株当たり201.3432香港ドル(約3500円)。約2億6800万香港ドル(約47億円)を現金化したことになる。バークシャーはBYD株の保有比率を15.07%から14.95%に減らし、現時点で1億6409万3000株を保有する。

バフェット氏は2008年9月、BYD株2億2500万株を1株当たり8香港ドル(約139円)で取得。総額は約18億香港ドル(約310億円)だった。その後も追加投資を実施していたが、22年に入ってからは今回を含めてBYD株を6回売却し、30億香港ドル(約520億円)以上を現金化した。

バフェット氏は保有比率引き下げの理由を一度もメディアに語っていない。バークシャーはBYD株の保有比率を減らす一方で、9月末までに半導体受託製造最大手「台湾積体電路製造(TSMC)」の株式を初めて取得していたことが分かっている。11月下旬には、日本の5大商社、三菱商事、三井物産、伊藤忠商事、住友商事および丸紅の株式を買い増し、保有比率をそれぞれ1%以上増やしている。

バフェット氏、BYD株を再び売却 持ち株比率は18.87% 2022/9/6

ウォーレン・バフェット氏率いる米投資会社バークシャー・ハザウェイが再び中国電気自動車(EV)大手「比亜迪(BYD)」の一部株式を売却したことが分かった。

香港証券取引所によると、同社は9月1日、BYDの株式171万6000株を売却した。1株あたりの平均売却価格は262.7243 香港ドル(約4700円)で、売却額は約4億5000万香港ドル(約80億円)となった。同社は8月24日にも、BYDの株式133万株を約3億6900万香港ドル(約66億円)で売却していた。

バークシャーの持ち株は、取得当初の2億2500万株から1786万株減り、2億714万株となった。現在の持ち株比率は18.87%に低下している。

憶測が広がる。米中の政治的対立?戦争?ただの利確?手じまい?

戦争の要因は、ほぼ経済的な対立・利権が絡みイデオロギーや宗教はあとから理由付けです。いつの時代の戦争でも先見性のある投資家たちは、時代の先読みに長けて結果を残しています。ここの所の米国の半導体包囲網や中国の軍事的と思われる観測気球。米国本土の上空を侵犯して、撃墜されました。完全に挑発行為です。

憶測が広がりますが、今回はバフェット氏の投資手法の沿ったものようです。売却の動きは、本質的価値を執拗なまでに重視するバフェット氏の姿勢を浮き彫りにするものだとみる市場関係者。バフェット氏は2008年に2億3000万ドル(現行レートで約322億円)前後を投資して以降、BYD株保有で多額の利益を得た。現在の持ち分は80億ドル余りに相当する。

投資会社スミード・キャピタル・マネジメントのコール・スミード社長は「BYDの好業績のおかげでバークシャーは大きな利益を上げた」と話す。バフェット氏について、「彼はBYDが成長するのを目にし、現在の株価を踏まえて『投資を現金化してどこか別に振り向けよう』と考えているのではないか」と。

一般人にはわかないところです。これからさらに加速する企業だと思うのですが、手じまい?純利益は拡大し続け、世界最大のEV製造市場で30%のシェア。当然、不可解と受け止められ、憶測を呼びます。

年齢的なものあるのかな。バフェット氏は90歳の高齢です。

日本に上陸したBYD。完成度高さに衝撃を受けています。日本の市場はガラパゴスですから、さほどシェアは取らないでしょうけど、世界の市場では爆発的になるかも知れません。

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