サウジアラビアに建設しているといわれる「ザ・ライン」という未来都市。砂漠の真ん中に細長い都市を作るという魅力的な計画だが、色々と問題が囁かれている。英メディアによると少なくとも2万人乗労働者が亡くなり、失踪者は10万人とも。
大規模な建設事業では、日本のような安全対策をしっかりしていても、多くの建設労働者がなくなるといわれています。信憑性は定かではありませんが、横浜みなとみらいにあるランドマークタワーには、そういった噂が多くあります。
サウジという国は差別的な側面もあることも事実。それが、外国からの安い労働者、人権は希薄、宗教が違えばなおさら。
2万人と指摘されたが最終的にそれですまないのかもしれない。この都市計画には、情報管理、すでに砂漠に住んでいる人たちの強制的移住など様々問題が生じている。
経済多角化を目指し、ムハンマド皇太子の肝入りで開発が進む産業都市「NEOM(ネオム)」の中に、ザ・ラインは出現しました。
住居と仕事場を垂直に積み重ねた特異な構造の都市。住人900万人を予定しいる。
総工費5000億㌦、完工予定は当初、2025年と想定されたが、延期されている。直線で170km、幅200m、高さ500mの鏡張りの高層建築もあるという。
サウジはかなり強引にプロジェクトを進める体質です。
2022年10月、プロジェクトのための村の立ち退きを拒否したハウェイタット族の3人に対し死刑が宣告された。死刑判決を受けた3人のうちの1人の兄弟は、2020年4月に「NEOM(ネオム)」のための集団移転に反対する動画をインターネットに投稿した後に治安部隊によって射殺された。
すでに計画が破綻されて縮小したものになるという憶測もあるが、石油依存から脱却したいサウジアラビア。そうでないと国自体の破綻も囁かれている。
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