QBハウス 通常価格を税込1,350円に値上げ 

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お前も値上かよ!困る。と思ってみたものの暫く利用していませんでした。

1000円カット業界ではパイオニアであったかも知れませんが、最近では、あとから参入してきたお店のほうが人気があるように思えます。個人店もフルサービスだけではなく、カットのみを1000円台で提供も多く見られ、登場したときのように先行利益を独占というわけにはいかなかったようです。私も老夫婦が営まれているお店でカットのみの1800円コースを選択しています。

自販機でチケット購入して、へんな椅子にすわって、順番にスライド移動する時間が嫌!不快な思いをしたことがないのは、すごいと思いますけど。

この会社は待遇はよく、社会保険などもしっかりしている分、厳しいと聞いたことがあります。当初は、既存の理容室で勤まらず、サービス業とは思えない態度もいたらしいですが、現在では教育がしっかり行き届いているようです。採用で弾いているのかな。

  • キュービーネットホールディングスは、2023年1月13日開催の取締役会において、2023年4月1日より国内の「QBハウス」全店にて、サービス価格を改定することを決議したと発表した。

    価格改定日 2023年4月1日から
    改定前価   通常価格 税込1,200円
    格改定後価格 通常価格 税込1,350円

「QBハウス」(会社名はキュービーネット)は、1995年に医療機器の営業だった小西国義氏が創業した。10分1000円のカット専門店として急成長した。

この業界は規制が多く、美容師は理髪店で働けず、理容師は美容院で働けない。

規制があるために、女性が利用する美容院はチェーン化するところが現れましたが、男性理容室業界には、新規参入の障壁が高く存在していました。新規参入業者なく、横並びの価格帯で営業していた市場に、圧倒的低価格で乗り込んだわけですから、髭剃りやマッサージなどのフルサービスが不要と考える消費者からは支持されます。国内に585店舗、海外に138店舗(2021年)

QBハウスに客を奪われた理容業者は、価格で対抗するのではなく、ロビー活動を活発化させます。

全国29道県において洗髪台の設置が義務化されます。従来の理容業では髪を洗うために洗髪台が設置されているが、QBハウスはカット専門なので、洗髪台はありませんでした。しかしながら、条例違反になると営業できなくなるので、該当県では、使われない洗髪台が置かれています。無駄な設備投資もかかります。

既存業者と摩擦もありましたが、QBハウスにもそれほど勢いがなかったように思えます。模倣点が多数出てきこともありますが、やはりここでこの店で散髪する行為そのものが、後ろめたさのようなものがあります。少しだけ恥ずかしいかも。

どこでカットしたの?聞かれたら「近所の馴染みの床屋さん」とはいえますが、ちょっとQBの名前は出せないかな。アパレルのUNIQLOもそんな時期がありましたが、今ではそんな事はありません。UNIQLOにみたいになれなかったのは、イメージ戦略が足りなかったのかも知れませんね。

2006年に、創業者の小西氏がキュービーネットの株式の74%をオリックスに売却。さらに2010年には、オリックスは同社の発行済株式の78 %をベンチャーキャピタルのジャフコに売却した。企業価値が高まったため売却に踏み切ったと見られている。そして、ジャフコは2014年に投資ファンドのインテグラルにキュービーネットの株式を売却。

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