狭山市広瀬台の発砲事件。稲川会報復の可能性?

社会考察
2023年1月6日朝に起きた銃撃事件。埼玉県狭山市広瀬台1丁目で男性が銃撃された事件の被害者が鈴木頼一さん(55)だと報じられました。狭山市の発砲事件について「朝日新聞」では以下のように報じられています。

埼玉県狭山市広瀬台1丁目のマンション近くで6日夜、50代の男性が銃撃されたとみられる事件で、県警は7日未明、男性がマンションの住民で職業不詳の鈴木頼一(よりかず)さん(55)と判明し、搬送先の病院で死亡が確認されたと発表した。

捜査関係者によると、鈴木さんは指定暴力団絆会の幹部組員とみられるという。ほかの周辺住民にけがはなかった。県警は銃で撃たれた可能性が高いとみており、殺人などの容疑で調べる。

事件が起きたのは6日午後7時15分ごろ。鈴木さんの妻から「夫が拳銃で撃たれた」と119番通報があった。付近の住民からも「発砲音がした」といった110番通報が複数あった。

地元の消防が現場に駆けつけると、鈴木さんが自宅マンションの駐車場に倒れていた。胸などから出血しており、搬送時点で意識がはっきりしない状態だった。

県警は今後、鈴木さんの死因を調べるなどして凶器の特定を進めるほか、交友関係やトラブルの有無について調べる。現場周辺の防犯カメラの映像も解析し、容疑者や逃走経路の特定につなげたい考えだ。

現場は圏央道狭山日高インターチェンジ(IC)から東に約1キロの住宅街。近くに武蔵野学院大学があるほか、500メートルほど離れた場所には小中学校や高校もある。

引用:朝日新聞

2023年1月6日の午後7時半頃に起きた狭山市広瀬台の銃撃事件ですが、犯人は依然として逃走中です。

撃たれたの鈴木頼一さん(55)は病院に搬送されましたが、死亡が確認されました。別報道では鈴木さんは暴力団関係者だと報じられ、「指定暴力団・暴力団絆会若頭補佐」だと報道されています。

家族については通報したのが「30代の妻」だと報じられており、子供などがいたのかは分かっていません。自宅マンションは報道された外観から「フジハイライズ」だと判明しています。

  • 鈴木頼一(すずき よりかず)

    指定暴力団・絆會若頭補佐、二代目川田組組長。年齢55歳。埼玉県狭山市広瀬台1丁目

絆会・川田組は東京に事務所を構えています。絆会は山口組から分裂した神戸山口組、さらにそこから離脱した組織です。埼玉での活動は不明です。埼玉は住吉会と稲川会、山口組で寡占されています。極東会、松葉会も存在しています。

埼玉県狭山市は、関東では珍しい被差別の歴史があったエリアです。かつての話になりますが、暴力団を構成する要素として、同和地区、在日韓国人などの差別要素が多分に絡んでいます。暴力団組員は賃貸契約も銀行口座も取得できない状態ですから、東京などで活動している人でも、比較的あまさのある場所に住まいにする噂を聞いたことあります。

川崎の事件の報復の可能性。

2019年1月に神奈川県川崎市の路上で指定暴力団・稲川会系組長らが銃撃で撃たれた事件が発生しています。この事件の実行犯として逮捕されたのが鈴木頼一であり、その時の肩書きも「二代目川田組組長」でした。

土屋容疑者は、指定暴力団・絆會系「二代目川田組」組長・鈴木頼一容疑者(54)=入間市小谷田=ら4人と共謀し、2019年1月17日午後8時25分ごろ、川崎市川崎区大島の路上で、稲川会系組長ら男女3人に拳銃を複数回発射して殺害しようとし、組長以外の男女2人に重傷を負わせたとしている。

男女2人は稲川会系組長と同じ車で移動していて、狙われた組長をかばって被害にあったとみられ、首や胸を撃たれるなどして大ケガをした。

この事件では死亡者はでなかったものの、組長をかばった側近の男女2人が上半身に銃撃を受け、重傷を負いました。狙われたのは「稲川会代表理事」で大井組組長の「大井司」とその妻でした。

逮捕されたのが事件発生から2年後、2021年3月4日、事件の捜査は難航したうえに、逮捕者全員が証拠不十分により釈放されています。

東京の住吉会と川崎の稲川会の抗争は毎度のことですが、これに協力した、かつての山口組から分裂した組織です。色々憶測が飛んでいる状態です。単純に考えると川崎の事件の報復です。

ただ川崎の事件は、稲川会の内部抗争から、破門にされた人物も関わっている噂をTwitterなどで拡散している人もいます。川崎の稲川会・山川・内堀組は、山口組と関係が強いため分裂した組織が東京・住吉会との結びつきを気に入らない勢力の力が働いたと考える指摘もあります。

すべては、闇の中で謎です。北野武・作品のアウトレイジを地で行く感じです。

社会考察
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