楽天M 事業を続けるのか?AUに譲渡する伏線?

社会考察

楽天グループは2023年度第1四半期決算を発表した。楽天モバイルが展開するモバイル事業について、同第1四半期の売上収益は579億円を計上。前年同期比で25.3%増となった。楽天モバイル代表取締役会長の三木谷浩史氏は「収益はどんどん改善している」とコメントし、手応えを見せる。

設備投資の費用として「来年再来年に向けて、3000億円の設備投資の削減を予定している」。月間150億円程度の費用削減目標は変わらず、KDDIと結んだ新たなローミング契約が財務の安定性に貢献するという。

2023年1~3月期の連結決算は、純損益が825億円の赤字。前年同期は918億円の赤字だったので、若干改善されたが、変化はない。基地局投資の負担が重い携帯電話事業の苦戦は相変わらず、大幅な赤字決算が継続している。

携帯事業は1026億円の赤字。データ使用量1ギガバイトまでは料金が「0円」となるプランを廃止した影響で、契約者数は454万件(格安スマートフォンを除く、前年同期は492万件)に減った。

KDDIのローミングを拡大する方針に転換する。大都市部でKDDI網を活用することで、基地局投資を3年間で3000億円抑制。さらに、つながりやすさが改善し、人口カバー率も99.9%に上昇する。

三木谷氏が「最強だ」と自信を示す新プラン。月額3278円で使い放題の料金は据え置きつつ、従来は5㌐としていたローミングでのデータ通信の上限を撤廃する。au回線で無制限で使えることは魅力的ですが、そこまで利用する人がいるかどうか?自宅に光を引かない人くらいかな。au系の格安スマホUQモバイルでも、無制限はないのでお得なのは間違いありません。

もう1つ、ワンクリックで契約できる新システムを発表。通常、音声SIMの契約には本人確認が必要ですが、楽天カードなどで本人確認が済んでいる楽天会員の場合、それを流用できると。

楽天カードの利用者は約2810万人で、その約半分の1340万人が楽天銀行に口座を開き、約3割の860万人が楽天証券口座を開設しています。

ソフトバンクのペイペイみたいに大規模なキャンペーンを打つ体力はあるとは思えず、これもうまくいかなければ、KDDIに譲渡する形もなくはないか?社員に300億円以上の横領される始末です、これには触れなかったようですが、投資抑制は布石かもしれません。

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