(起亜)キア・ チャレンジ 韓国車の窃盗が大流行

社会考察

米国での話ですが、若者間で韓国車を盗むことが流行しているようです。「キア・チャレンジ」とまでいわれ、SNSのTikTokで、システムを破る方法が拡散・爆発的に増加し、もはや社会現象といえます。

「アメリカでもっとも盗まれやすい」といえば起亜(キア)という状態です。同じグループの現代自動車(ヒュンダイ)も対象となっており、深刻化しています。韓国の自動車メーカーは、EVシフトしており、旧来のエンジン車にはコストを優先させています。

エンジンイモビライザー(盗難防止機能)が装備されてないものが対象となっている。最近の車は、スマートキーの暗証コードとエンジンイモビライザーが一致しないとエンジンがかからない仕様になっています。驚くことに、ヒュンダイ・キアの車種には、装備されていませんでした。コスト面での判断といいます。

ウィスコンシン州ミルウォーキーで始まります。「Kia Boyz」と名乗る不良少年たちが、脆弱なセキュリティーを発見します。セキュリティーなんてない状態ですが。

ハンドルの付け根のカバーを取り除き、充電用USBケーブルを使って点火シリンダーを強制作動させることで、キーがなくてもエンジンがかかるという点を悪用。この一連の作業を動画撮影し、TikTokで「チュートリアル動画」として爆発的に、拡散してしまいます。

こうなるともう止められません。次々と安易に盗む輩が現れ、動画も大量に出回ります。「キア・チャレンジ」として、競い合うようになってしまいました。ミルウォーキーでは、車両盗難が1年で2倍となり、67%がKIAとHYUNDAIという。当然、全米に拡大します。

SNS(交流サイト)を通じて生中継し「今日はヒュンダイ・キアを5台獲得」などとしながら盗んだ台数を競い合っています。もはや遊び感覚です。

古い車種ではなく、2021年11月以前に発売された車種が、対象とされています。2017-20年に米国で生産されたエラントラ、2015-19年製のソナタ、2020-21年製のベニューなどが代表的なモデル。

韓国車はよく売れているメーカーです。2021年、ヒュンダイ・キア2社連合の販売台数は全米5位でとなった。

乗用車、トラック、ミニバンを合わせて143万949台、ホンダ130万9222台、高級車ブランド「アキュラ」を含めても韓国車連合に抜かれることに。ホンダも前年比で8%増加しているが、ヒュンダイ・キアは20%の増加となっている。

追いつき追い越せでよく売れてるので、「コスト優先で安全装備を怠った」という話を広めて廉価モデルに飛びつく人たちのマインドを凍り付かせるという、手の込んだ営業妨害なのかも?とまでいわれている。それでもキアは記録的売れています。

あまりの数の多さと簡単に盗まれることから、米大手保険会社のState FarmとProgressiveの2社が「補償・保険適応外」と言いはじめ、話題になりました。

2023年3月20日、事態の収束が見られない中、ウィスコンシン州やイリノイ州をはじめとする23州がヒュンダイ・キアに対応を求める。

「セキュリティーの脆弱性が問題で車の窃盗が急増するのは衝撃的」とし「これまで両社は車の盗難防止に向けた対策作りを怠ってきた」と指摘した。

サンディエゴ市が訴訟に踏み切ったことで、クリーブランド市やマディソン市、シアトル市も追随、市民の被害が拡大し、公共安全をおびやかされた。窃盗犯罪に対応するための費用が増加、製造メーカーに責任徒歩性を要求するもの。

ただ、拡散したのは中国アプリ「TikTok」ですから、こちらも対象になる可能性もあります。

ヒュンダイ・キアは対応が遅れました。キア・チャレンジが流行、本格的に拡散して6ヶ月経過した2023年2月、ようやく対応します。交通局に対応策を報告、遠隔でハンドルロックするソフトのアップグレードとアップグレードできない車種には、盗難防止錠の費用支援。しかし、被害が拡大し、収まる様子もなく、さらに訴訟を多く抱えることになり、簡単には解決にはならないかもしれません。

ただ韓国車の盗難が若者に流行しているのは確かですが、日本車、米国車もよく盗まれています。遊び感覚と経済的盗みという質の違いはありますが、

2022年7月19日、米国のNICB(全米保険犯罪局)が2021年全米盗難車ランキングトップ10を含む「ホットホイール車両盗難レポート」を公開。これによると、日本メーカーの中型セダンがよく盗まれているようです。

米国で2021年に盗難が報告されたクルマは約100万台、そのうち乗用車の14%はシボレーやフォード、GMCといった米国メーカーのフルサイズピックアップモデルです。

シボレーのフルサイズピックアップトラックが4万8206台で1位、フォードのフルサイズピックアップトラックが4万7999台で2位となっており、米国でもっともよく盗まれるのはシボレー「シルバラード」やフォード「F-150」など大型のピックアップトラック。

日本メーカーのセダンタイプのクルマも多くランクインしている。3位はホンダ「シビック」で3万1673台、4位はホンダ「アコード」で3万274台、5位はトヨタ「カムリ」で1万7270台と、3〜5位の上位を占めています。

ホンダ「CR-V」も1万3308台で8位にランクインしており、これらの日本メーカーのクルマの合計は全体の15%を占めているようです。米国メーカーのフルサイズピックアップトラックも日本メーカーの中型セダンも販売台数の多い人気のジャンルであり、その人気と盗難の発生数には相関関係がある。

 

 

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