JFE跡地開発 川崎の秘境・池上町も消滅?

社会考察

川崎市川崎区の夜空は、京浜工業地帯の高炉が、煌々と灯っていました。

それも2023年9月で見納めとなるようです。子供の頃は夜になっても赤々と空に怖さを覚えましたが、寂しさと日本経済の本格的衰退を感じさせる話題です。

マンションの後ろの空を赤く照す、川崎大師付近から9キロくらい離れたところにJFEの高炉があります。

この辺はちょっと複雑。たくさんのブロックに分かれており、倉庫として賃貸している扇町エリア、南渡田エリア、そして池上エリア。

この池上エリアがどうなるの?疑問ですが、

不法占拠し住宅街が形成された地区として、川崎の秘境であり、怖いところです。以前は、無国籍の子供たちの問題があったり、東京で犯罪を犯した逃亡者が隠れ、そのまま海外に逃亡するルートだったり、と怖い話ばかり。

私の子供ころは「産業道路の渡る」法の秩序が及ばないところと、よく言われていました。

実際、無許可の闇ゲームセンターあって、破格の値段でゲームができるため賑わっていた記憶があります。賭博場や売春宿もあったと聞いたことがあります。見たことはありませんが。

現在は違いますが、港湾法が適用され、JFEという企業の私有地のため、暴走族などの改造車がたくさん見ることがありました。

池上エリアにできた不法占拠の住宅街は、戦後まもなく70年経過した現在も住んでいる人がいます。200件以上の家屋や事業所が密集しています。在日朝鮮人を始めとする労働者やその家族が寝泊まりした区域で、戦後祖国に帰らず、住み続けた背景があります。

家具のニトリが450億円で購入しましたが、JFEスチールが倉庫として賃貸している扇町エリア(約21ヘクタール)。池上エリアはどうなるか不透明のようです。

ニトリが購入した扇町エリア、不法占拠がある池上エリアは周辺地区ですが、中心地区は水素供給拠点や物流施設など再開発をすることが決まりました。

事業費2兆600億円想定した巨大事業です。周辺地区・開発も行われると決まったようですから、群がる怪しい人達もいるでしょうね。監視の目が必要かも知れません。

 

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