新興麻薬消費国にした文在寅 短期間で麻薬天国に

社会考察

数年前に韓国は麻薬に汚染されつつあるニュースがあった。その時は外国人に対しての処罰の甘さが指摘されていましたが、数年経過して韓国の若者にも広がりを見せている状況になっているようです。

2020年8月27日ノーカットニュース

「欧州からアフリカまで、外国人の麻薬天国になった大韓民国」と題する記事を掲載した。

2019年に薬物事犯で摘発された外国人は43カ国1529人に及ぶ。2011年(27カ国295人)からの8年で出身国は2倍、人数は5倍ほど増加した。

さらに、これまでは米国人と中国人が中心だったが、昨年はタイ人が551人(36%)で最も多く、中国人が431人(28.2%)、米国人が111人(7.3%)、ウズベキスタン人が84人(5.5%)、ロシア人が75人、ベトナム人が61人と続き、その他にコロンビア人、フランス人、モロッコ人、ブラジル人、スペイン人、豪州人、エジプト人など多様。

記事は「外国人から『韓国は麻薬に手をつけやすい国』と認識されている」と伝えている。

韓国の検察は「麻薬犯罪白書」で、外国人の薬物事犯増加の原因について「就業または観光などの目的で入国した外国人が増加し、彼らが本国から麻薬類を密搬入して同僚の労働者などに販売したり、一緒に投薬したりする場合が多いため」と分析しているという。

「外国人労働者を中心に麻薬が全国に広がり、『麻薬クリーン国』大韓民国の安全が脅かされている」と警鐘を鳴らしている。

これを受け、韓国のネット上では「韓国では密輸しても執行猶予が付くもんね」「処罰が甘過ぎるせい」「裁判官は金と権力が目の前にあると、かなり寛大な判決を下す」「責任は検察にあると思う」など韓国の処罰の甘さを指摘するコメントが目立つ。

そのため「中国のように厳しく罰すべき」「外国人労働者の受け入れを制限して」「入国時に尿や血液中の薬物の有無を検査してほしい」などと対策を訴える声も上がっている。

2020年の段階では外国人によるものだったが、現在は低年齢層までに麻薬汚染が懸念されている。比較的、麻薬に対してはクリーンなイメージでしたが、数年であっという間の拡大です。

2022年10月、韓国ソウルの梨泰院(イテウォン)で、ハロウィンを楽しんでいた若者たちが将棋倒しとなって150人以上が圧死した衝撃的な事件があった。

囁かれていたのは、警察は現地で交通や通行の管理より、麻薬や性犯罪の取り締まりなどの治安業務により多くの人員が配置していたという指摘だった。梨泰院は、もともと米軍基地が近くにあり、外国人の往来も多く、ソウル市内のなかでも異国の雰囲気がある場所であった。

2022年5月に新しく就任した尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領は、「麻薬との戦争」を掲げていたため、人々が多く集まる梨泰院には、雑踏事故当時、麻薬取締班が多く配置されていた。

ある野党・民主党議員がラジオ番組で「麻薬犯罪は、ここ5年間で5倍に増えただけなのに…」と、麻薬取り締まりに熱心な韓東勲(ハン・ドンフン)法相(検事出身)を批判した。薬物の取締に対しても政治的駆け引きの道具となっている。韓東勲(ハン・ドンフン)法相は「尹大統領の後継者」と目される。

子供を巻き込んだ事件も起きている。

学習塾が立ち並ぶ界隈で、高校生に「集中力向上ドリンク」の販売キャンペーンと称して薬物入りドリンクを飲ませたうえで、保護者に「あなたの息子は麻薬飲料を飲んでいる。警察に通報しようか」と言い、ゆすり取ろうとした事件。

販売キャンペーンガールは何も知らないアルバイトだった。ゆすりの実行犯は「朝鮮族なまりの韓国人」、彼らに指令を出し、ヒロポンを提供していたのは中国に在住する中国国籍者―であることが明らかになっている。

朝鮮族とは、北朝鮮と隣接する中国東北部に住む朝鮮民族で、韓国に大量流入して、韓国国籍を取得している比率が高い。韓国で蔓延していた薬物といえば、北朝鮮から入ってくる大麻がよくある話でしたが、中国経由で合成麻薬に変化している?可能性もあるといわれている。

また、麻薬生産側、販売するシンジゲートからしてみれば、米国に比べて5-10倍も高額で取引されている美味しい市場。米国で社会問題となっている安価で強力な鎮痛剤「フェンタニル」も浸透してきていると。

痕跡を残さないSNSを通じ、デリバリーされるため、若い世代にも手が出やすい流通網が形成されているようです。フェンタニルは本来、末期がんの患者のための鎮痛剤で、コカインよりも強力な薬物、米国では年間10万が亡くなっているという。

文在寅(ムン・ジェイン)政府の5年間(2012~2016年)で、麻薬密輸と麻薬犯罪が急増した。これには国民もマスコミも気がつなかった。関税庁と警察庁の資料によれば、麻薬密輸取り締まり量が、2017年69.1kgから、2021年1272.5kgと18.4倍増加した。

国連が分類する国家麻薬指数(Drug Index)によると、麻薬類犯罪人口10万人当り20人未満は麻薬清浄国に分類される。しかし韓国は、すでに2016年に22.5人を記録して「新興麻薬消費国」になっている。

近年、芸能人も捕まっていますが、日本では復帰は絶望的ですが、多くが復帰しており薬物に対し、比較的、寛容さがある社会かも知れません。

Netflixで作られた韓国の麻薬王。直接は関係ありませんが、面白かったので。

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