船井電機・破産 怪しげな輩に食い物にされたか?

社会考察

「FUNAI」ブランドで海外でも有名だった船井電機が破産。負債額は約461億5900万円。

支援企業もなく消滅ということになる。2000人の社員を路頭に迷わせることになるが、比較的、傷は浅いか?

危険な人物や団体が経営に関わりだし、迷走を始めたのは夏頃、普通の倒産ではないため、捜査機関のメスが入ってもいい案件だが、おそらくないでしょう。

格安家電でどちらかというと、他メーカーのOEM企業としてある程度の存在感はありましたトヨタの生産方式を家電生産に持ち込み、製造ラインを短期的に組み直しすることで、多様な家電製品を安価で大量生産することに成功します。

「第2のSONY」とか持て囃され、SamsungやLGとやり合っていた時代も。小売大手のウォルマートと組み、1990年代後半から2000年代前半には、北米シェアの6割超、最大のテレビ・ビデオ機メーカーでした。

時代の流れには逆らえず、海外の子会社で粉飾も見つかり、衰退の道に辿ります。

近年ではヤマダ電機のプライベートブランド化としており、製造業では珍しい「変動費型」の経営で注目を集めることも。「販売費や営業費を削減する」固定費をできるだけ抑えたモデル。

中韓企業との競争に敗れ、追い込まれていたました、

が、国内で細々と生き残る道はあったはず。

それが叶わなかったのは、創業者の船井哲良が90歳で2017年になくなり、後継者がいなくなった。ヤマダ電機との独占販売も創業者の船井哲良がヤマダ電機創業者・山田昇との関係があって成り立ったものといわれる。

ヤマダ電機の子会社にはなれず、迷走を続けることになります。

秀和システムという出版社に買収、そして持株会社制へ以降、在日朝鮮系の銀行も関わり、全く関係のない「ミュゼプラチナム」という美容系脱毛専門の会社を買収。

これが地雷だったらしく、1年で手放します。22億円の未払の広告費を押し付けられて、信用不安が広がり、お陀仏という流れ。広告費は1300万円しか回収できず代理店は泣き寝入り。

ホールディングスへ以降の際には同和系団体に属した人物が経営に参画したともいわれ、金融屋も加わり、食い物にされたのでは?という憶測も。少なくとも秀和システムが関わる前は、社内に約400億円程度の資金があり、それが僅かな期間でなくなっている。

大阪企業らしい話ではありますが、経済ヤクザが絡んでいたら負債はもっと広がっていたかもしれません。

家電企業は競争に敗れ、よほど特色のない限り生き残ることは不可能ですが、得意な下請けで零細企業として存在する道はあったはず。

創業者の船井哲良が亡くなったとき、創業家は再建できるファンドを望んでいたといいます。

それを拒んだのが、船井電機顧問の板東浩二(元NTTぷらら社長)。彼が秀和システムを斡旋したといわれますが、秀和システムは教育とかIT系の出版社です。それが2000人規模の電機メーカーの社長?と色々わからないことだらけ。怪しい会社や人物の名前が取り出さされて、全容が見えない。見えないまま消滅ということになるようです。

なんの特色もない激安家電だが、ヤマダ電機では、中韓アレルギーがある高齢者を中心に需要があったはず、なんと冴えない末路で、路頭に迷う2000人の社員のことを考えると悲哀を感じる。若い人はいないか?

1987年に世界初のホームベーカリー『らくらくパンだ』。松下電機(パナソニック)とともにブームの草分け的存在だが、販売力とブランド力がある松下に敗北することに。

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