米国ピザの食べ方 東海岸は折り曲げて食べる。

社会考察

日本では配信のみでしたが、デンゼル・ワシントンの主演の映画「リトル・シングス」2021年作品の中では、ピザを畳んで食べるのは東海岸出身というシーンがあります。

ナイフとフォークを使うスタイルは非難が起こるようです。2014.01.17

ニューヨーク(CNN) 米ニューヨーク市のビル・デブラシオ新市長が、ニューヨーカーの愛する大衆食のピザを、手を使わずにナイフとフォークで優雅に食べている姿を写真に撮られ、ちょっとした騒ぎを巻き起こしている。スキャンダルめかして「ピザゲート」事件という呼び名まで登場した。

デブラシオ市長の一行は、スタテン島のピザ店に立ち寄り、全員が行儀良くナイフとフォークを使ってピザを食べて行った。その写真が出回ると、こんなピザの食べ方は間違っているという声が噴出した。

同店の共同経営者、マーク・コンセンティノ氏はニューヨーク市警の元警察官。市長が使ったフォークを取っておこうと思い立ち、証拠品として袋に入れて、店内に飾っておいたという。

「これほど多くの人たちがフォークを見に来て、写真を撮っていくとは思わなかった」とコンセンティノ氏。この悪名高いフォークはオークションにかけ、収益を慈善事業に寄付すると発表した。

品行方正なデブラシオ市長はこの騒ぎについて、「もっと多くの募金を集めるために、ナイフも含めることを希望する」とのコメントを出した。

イタリア系だと米国でもナイフやフォークを使うかもしれません。

イタリアでは、チーズやソース、オイルが熱くて手で持てないほどで、ナイフとフォークを使って食べるのが正式な食べ方です。また、日本のように1枚のピザを数人でシェアして食べることはなく、1枚を1人分として注文します。

またイタリアでは、ソースのかかった部分だけを切り取って、縁は残すのが正しい食べ方とされてきましたが、最近では縁の部分も残さず食べてもマナー違反ではないとされています。

日本ではピザが入ってきたのは、第二次大戦中といわれていますが、イメージが大きく影響したのは、1982年のスピルバーグ監督の「ET」からです。

都内でレンタルビデオの店を経営していたピザーラ創業者が、たまたま足を運んだミニシネマ館で見かけたのが、大ヒットしていた「ET」。日本にはなかった、デリバリーピザを子どもたちが食べる光景をみて、「ビジネスチャンスがある」と思ったのが、きっかけといいます。

1985年にピザーラ1号店をオープンさせます。アメリカのドミノピザに打診したが断られ「では自力で」と3年後の1985年に始めたのがピザーラ。ドミノも1985年に日本展開開始。

「ET」ではハロウィーンも初めて、そんなイベントがあるということ知りましたが、ハロウィーンが一般的なイベントになったのは、後のことです。

「食べて、祈って、恋をして」2010年作品。ナイフとフォークで切り分け、ジュリア・ロバーツは手でそのまま食べています。相手は畳んで食べていますね。

Back to the Future Part 2

“Food Critic” scene from Mystic Pizza (1988)

Fast Times at Ridgemont High  (1982)

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