【逮捕】森野広太「フリッチクエスト」投資詐欺

本当に詐欺師だらけの世の中になっているようです。以前は知識も何もないお年寄りが騙されるのが、社会問題化しましたが、ほとんど若い人達が被害にあっているようです。月4%のリターンを謳っていたようです。年利48%です。

騙される方も問題があるとしか言いようがありません。年利48%なんてありえないでしょ！

2000年にヘッジファンドの王様ジョージ・ソロスのクオンタムファンドでさえ年利36%です。世界的注目される投資家ですら、こんな誰も知らない小者の詐欺師が「そんなわけない」という思考を持たないといけません。ジョージ・ソロスでさえ巨額損失を被り、一線から退いています。

「FRich Quest（フリッチクエスト）」という名前で、インド洋の島国セーシェルにある会社で出資金を運用すれば高配当が得られるとうたい、出資者から現金をだまし取ったとして、警視庁生活経済課が逮捕しました。

森野広太容疑者らは2016年3月～2022年1月ごろ、約3300人から計約200億円を詐取したとみられる。月4％の配当をうたい、資金がない人に消費者金融から借りるよう促していた。

セーシェルの会社は、実体がなかったという。被害者は20～30代の若者が多く、平均で700万円程度の借金をして出資したとされる。同時に複数の金融機関に融資を申請する手続きをフリッチ社側が代行していた。

社長らは現金の手渡しで出資や配当をやりとりしていた。振り込みにしないことで現金の流れを分かりにくくし、摘発を逃れる狙いがあったとみられる。社員と出資者との連絡には、暗号化技術が高く、自動的にメッセージを消去できる通信アプリ「シグナル」を使っていたという。

逮捕されたのは、森野広太容疑者（38）ら男女8人。「1口100万円から投資可能」「毎月4％の配当が入る」などとうたって、現金を集めていました。出資金を用意できない人には、銀行や消費者金融から借り入れをさせていました。

監禁状態にして、契約するまで帰ることができないといいます。消費者金融について回り、冠婚葬祭で必要と嘘をつかせます。被害者には「消費者金融から一日に何社も借りて、最終的に私は9社借りて800万円くらい」。消費者金融にも問題があるかもしれません。ぐる？過去にはありましたが、今は銀行の子会社になっているところがほとんどです。そんなリスクを背負うとは思えませんが、調べてほしいものです。

実際には無人島を購入しカジノや豪遊に使われていた。森野容疑者の遊興費として使われていたということです。警視庁は、全国のおよそ3300人から200億円を集めたとみて調べています。

「芸能人や有名人」を呼んで「おもてなし会」なる豪華なパーティーを開いて信用させていたようです。マルチの常套手段です。大きな水槽やサウナがあるおしゃれなオフィス、豪華さを強調するのも特徴です。イベントを開いては実態なんてないにも関わらず、あるように見せかけて、一体感を煽り、高揚感のもとに判断をにぶらさせてしまう。宗教の洗脳に近いかもしれません。

投資や契約内容に関わるやりとりは、徹底して外部に漏れぬようにしていた。形跡が残らないシグナル（アプリ）を利用していた。配当金は現金手渡しだし「そんなアプリを使っている投資会社があるわけないでしょ！」金に目がくらんでいるから、配当が滞るまではおかしいとは思わない？

「怪しいな」と思いつつやっているのであれば、まだ救いがありますが、若い子たちが思考停止している状態で騙されているなら、深刻です。YouTubeで、この詐欺師の「自分語り」やどこにでもあるような自己啓発セミナーみたいな語りは、決して饒舌でもなく滑稽です。

将来的な不安を煽って、SNSでありがたれるような、憧れライフスタイルをちらつかせる。巧妙なやり口ですが、形ができあがっているかもしれません。マルチの帝王・玉井暁「ジェリービーンズ」事件と類似性、というかほぼ一緒です。

「おもてなし会」お笑い芸人などが参加していたようですが、まだ名前が出ていません。信用を得るための餌ですから、ある程度顔の知られた人達だと思いますが。

この動画を見ればわかると思いますが、末端、下っ端、どう考えても逮捕要員？

顔といい、喋り方といい、スーツの着こなしの酷さ、ありとあらゆるヶ所に小者感が漂っています。背後に操っている人間が必ずいると思われますが、そこまで捜査が及ぶか？国境を超えているでしょうから、難しいかもしれません。

追加情報として、200億円集めて、実際とうしていたのは、3億円といった報道がされました。ほぼ豪遊と島を購入して消えたとのこと。信じがたく、後ろに誰かいるのは間違いないようです。