がん予防効果のあるビタミンACE(エース)が豊富です。血液の凝固を促して止血に作用するビタミンK、造血機能に関係する葉酸などが含まれていて血液のバランスをとります。力ロテンは油と一緒にとると吸収率がアップします。
ちょっと意外ですが、普通に食べても免疫力が上がりますが、冷凍するとさらに上がります。抗がん物質に変身するアリシンが最大9.6倍になる研究データが公表されています。と、健康ブログで盛んに出ていますが、どこの研究データ?見つかりません。テレビの「ヒルナンデス」で紹介されたようです。
アリシンは、にんにくに多く含まれる成分で、抗がん効果が強い成分です。にんにくを冷凍にしてもそんな研究みつかりません。見つけきれないだけ?かも知れません。
まぁ冷凍にしてもしなくても、害があるわけでないので。あまり気にすることないかも。にんにくよりも匂いを気にする必要がありませんので、気楽に食べられます。
ブロッコリーやキャベツ、菜の花など「アブラナ科」の野菜は、胃がんと大腸がんの発生リスクを抑える研究結果があります。
ニンジンやホウレンソウ、カボチャなどの「緑黄色野菜」には、男性の胃がんや、男女ともに肝がんや食道がんの予防効果がある研究結果が出ています。
これらの品目以外に、ニンニクやニラ、長ネギ、タマネギ、ラッキョウなど「アリウム野菜」と呼ばれ、カテゴリされるものがあります。こちらも、高いがんの予防効果があります。アリウムとはユリ科アリウム(ネギ)属の植物を総称したもので、その種類は700以上とも言われています。
「独特の臭い」や「ネギ臭さ」「辛み」が特徴です。アリウム属の野菜が持つ豊富な「イオウ化合物」が、現代病予防に効果があると研究されています。
ニラの主な栄養と効能
ニラにはまんべんなく、ビタミン類をはじめとする栄養素が含まれています。体にうれしい栄養素が豊富なので、さまざまな調理法でニラをおいしくいただきましょう。
ニラを代表的な栄養がβカロテンです。βカロテンはにんじんやホウレンソウなどの緑黄色野菜に多くふくまれていますが、ニラはそれよりも高い含有量をほこる野菜です。
100gあたり3500μgものβカロテンがあり、これは野菜のなかでもトップクラスの量です。βカロテンは体内でビタミンAに変換される栄養素で、主に目や皮膚などの健康維持に欠かせません。ほかにも抗酸化作用に優れているため、アンチエイジングにも役立ちます。
ビタミンE
ニラにふくまれているビタミンEにも、強力な抗酸化作用があります。体内にある活性酸素の働きをおさえて、皮膚の代謝をアップさせる効果が期待できます。そのため、シミやそばかすのケア、肌荒れ防止などの美肌づくりの手助けにもつながる栄養素なのです
アリシン
ニラの独特の匂いの元である栄養素がアリシンです。アリシンはニンニクにもふくまれている栄養素で、独特の辛味や匂いを生み出しています。この辛さをかんじる匂いこそ疲労回復をサポートするアリシンなのです。
アリシンはビタミンB1と結合して、体内に長時間とどまって疲れた体をいやしてくれます。ただしアリシンは熱に弱く栄養が壊れやすいため、調理方法に注意が必要です。油といっしょに料理すると、アリシンが分解されにくくなるので、ぜひ油で炒めましょう。
葉酸
ニラは貧血対策につながる葉酸(ようさん)も多く含んでいる野菜です。葉酸は赤血球を成熟させるために欠かせない栄養素。葉酸が不足していると葉酸欠乏症になってしまい、貧血をおこす原因につながります。
この葉酸不足による貧血を「巨赤芽球性貧血 」とよび、特に多くの血液を必要とする妊婦にはたっぷりの葉酸がかかせません。
食物繊維
ニラは100gあたり2.7gもの食物繊維が含まれています。しかも、水溶性食物繊維、不溶性食物繊維の両方がはいっているため、お腹の調子を整えて便秘予防につながります。水溶性食物繊維は腸の中の水分をとりこんで、スムーズな排便を手助けする食物繊維です。
そして不溶性食物繊維は腸に残った食べかすなどをからめとって、いっしょに便として排出するために役立ちます。ほかにもニラは水分の排出を手助けするカリウムなど、むくみ対策につながる栄養素も含んでいます。
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