「猿の惑星:創世記(ジェネシス)」を手がけたルパート・ワイアット監督が、エイリアンによって管理・支配された社会で自由のために立ち上がったレジスタンスたちの戦いを描いた近未来SFサスペンス。
地球外生命体(エイリアン)に侵略された2027年の地球。「統治者」と呼ばれるエイリアンの管理下に置かれ、支配されたアメリカでは、全市民の身体にGPSが埋め込まれて死ぬまで監視され、ルールを破った者は地球外に追放されるなど、過酷な監視社会が到来していた。貧富の差が拡大して街が荒廃するなか、自由を取り戻すためひそかに結成されたレジスタンスグループが、市内スタジアムで開催される「統治者」の団結集会への爆弾テロを計画する。
珍しい作品かもしれません。宇宙人の侵略ものですが、完全に侵略された後を描かれている。「侵略に立ち向かう人々」に焦点が当たってて、SF感、宇宙要素は見当たらない。どこかの国の侵略を関節的表現しようと思って制作してる?ナチスドイツが勝利した世界とか。チャイナマネーが絡んでいるようなので、ものすごく遠回しな体制批判なのかも。考えすぎかな。
中国企業の「アリババ」が共同提供しています。チャイナマネーが絡んでいる作品は、あまり面白くない。これもB級作品のとしては楽しめるでしょう。
映画批評集積サイトのRotten Tomatoesには、批評家支持率は49%、平均点は10点満点で5.45点となっている。極めて平凡な作品という評価です。
サイト側による批評家の見解の要約は「『囚われた国家』は観客を虜にすることはないかもしれない。しかし、同作の政治的な含意は挑戦的なものであり、エイリアンによる侵略を描いたアクション映画としては面白いものを提供している。」となっている。
終わり方は好きです。
2020年公開の作品です。Amazon Prime VideoでPrime会員なら無料で見れましたが、今はレンタルになっています。この手の作品は、無料と有料を繰り返すので、タイミングあったら見てもいいじゃないでしょうか。
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