私は川崎に住んでいるため、OKストアの存在は「雑色にあるローカルスーパー」という感じでしたが、いつの間にか全国展開して、好調を保っています。ナショナルブランドを安く販売するスタイルで、ヨーカドーやイオンのようにプライベートブランドなどの手法は取っていない。
加藤綾子アナと結婚して話題となった激安スーパー「ロピア」、ユータカラヤという超絶ダサかった地場スーパーだったが、経営者が代替わりして一気に拡大した。オーケーはいつの間にか、じわじわと人気が出た感じです。
「顧客満足度NO1」「冷凍食品の充実」「OKといえばピザ」・・などなどSNSをうまく活用して、じわじわと。格安を売りにしながら業界平均の約3倍の営業利益率をたたき出し、29期増収を続ける。
オーケーは、神奈川県横浜市西区に本社を置き、ディスカウントスーパーマーケット「オーケー」を関東地方・大阪府にて展開する企業。東京蒲田の隣りにある雑色店は本店という位置づけのようです。
創業者の飯田勧は、創業120年を超える日本橋の酒卸問屋「岡永商店」(現:株式会社岡永)の経営者である飯田紋治郎の三男。長兄の飯田博は株式会社岡永会長兼「日本名門酒会」最高顧問、次兄の飯田保は居酒屋チェーン「天狗」のテンアライド最高顧問、末弟の飯田亮はセコムの最高顧問である。飯田兄弟として有名です。
1958年6月、岡永商店の小売部門として創業。1967年9月、岡永商店から独立しオーケー株式会社を設立。1978年9月、本社を東京都大田区仲六郷2丁目43番2号の「オーケージャンボサガンビル」へ移転した。
1986年4月の経営改革において、世界最大小売企業ウォルマートを手本に「EDLP」(Everyday Low Price = 毎日安い)と呼ばれる価格戦略を取り入れた。
1989年4月1日の消費税施行に当たり、食料品全品の3%割引を実施した(当時の消費税率は3%であった)。また同日より業界ではいち早くレジ袋有料化を導入した(当時は大サイズ1枚5円、その後6円に値上げ)。
2006年11月よりメンバーズカード「オーケークラブ」を開始、以降は食料品3%割引はオーケークラブ会員限定で継続されている。なお割引適用は現金払いに限り、会員でもクレジットカード払いや電子マネーなどには適用されない。QR決済もほぼ使えるが、オーケークラブの割引が現金のみのため現金利用率が他のスーパーより高い。
関西進出で買収合戦。
2021年9月、株式会社関西スーパーマーケットを買収して、関西地方へ進出する方針を表明したが、10月の臨時株主総会において阪急・阪神百貨店を展開する関西を地盤とするエイチ・ツー・オー リテイリングとの間で経営統合がされることとなり、オーケーによる関西スーパーマーケットの買収は一旦は断念した。
オーケーは、他社との買収戦略をあらため独自の出店に舵を切る。東大阪市が保有していた高井田駅北西に落札、2014年に旗艦店を開業する。創業者の飯田勧が一線を退いてからは、三菱系の企業となっているため、関西の財界は警戒心をが色濃いといわれる。
1967年の会社設立以来、創業者である飯田勧が社長を務めてきたが、2014年6月に社外取締役で弁護士の簗瀬捨治が社長に就き、飯田は会長に退いた。2016年には、大株主である三菱商事出身の二宮涼太郎が社長に就任した。他にも社外取締役の木島綱雄、西尾一範は三菱商事出身。
川崎に住んでいますが、雑色の商店街にいきます。水曜日に行くときがあれば、オーケーストアのある商店街を進むと「肉のいのせ」があります。水曜日限定の発売される焼売(シューマイ)が有名で行列ができています。オススメです。
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