T細胞リンパ腫を患っていますが、現在は寛解状態です。「血液のがん」であるリンパ腫・白血病のはっきりとした再発予防メソッドはないそうです。食事でどうにかなる病ですね。
寛解に到達する治療の過程で、全身の放射線治療を受けたり、強烈な抗がん剤治療を行いました。これが違うがんを誘発する可能性もあるため、そのための予防の食事を心がけています。免疫を高める食材ですね。積極的に身体に取り入れるくらいしか手立てはありません。
毎日、人参ジュースを飲んでいます。がん患者の間では、人参ジュースは有名です。
しかし、進行している状態では、あまり効果は示せないようです。手術や化学療法で一旦収まった状態で免疫を高めて、再発を予防ということでしょう。治療法がなくなり、末期状態では進行を遅らせる可能性はあるかもしれませんが、効果は見込めません。
がん患者が一番少ない沖縄県では、人参を大量に消費します。人参の消費量は3位です。1位は福島県、2位は奈良県です。福島県と奈良県が特別、がん患者が少ないというわけではありませんから、人参を食べる=がん予防にならないのではありますが、独特の食文化と関連して関係はあると研究されています。
日本に2人に1人はがんを発症しています。身内にいなくてもリスク回避として、普段の食生活に取り入れるのはいいかもしれません。コストの問題ではないです、病気になったらとんでもなく費用がかかりますからね。
簡単に作れます。人参をざく切りにして、リンゴジュースとミキサーで混ぜます。
このまま飲んでも意味がなくて、生のにんじんにはビタミンCを破壊する「アルコルビナーゼ」と言う成分が含まれます。これを抑えるために、レモンや酢を加えます。私は濃縮のレモン果汁をかなり入れます。
飲むタイミングも重要です。
先に食べたものを、腐敗させ消化が早いため、食後に飲んではいけません。食前の空腹時に飲むことで、老廃物を流してくれます。ベータカロチンが多く含まれている食材です。消化促進力能力は体感できますね、便通がすごく良くなります。
にんじんに種類がかなりあります。五寸人参、ミニキャロット、金時人参、紫人参……etc
たくさんありますが、抗癌作用の観点は、βカロテンの含有量です。スーパーなどで売られている五寸人参です。β-カロテンが100gあたり6900μg含まれています。その以外は、この数値を下回ります。
個人的には北海道産の人参は、甘みがあってとても好きです。富良野産人参は、ブランド化されており若干高めの商品ですが、それ以外はお手頃価格帯で購入できます。意外に産地で味の違いがあります。毎日飲んでいるとわかるようになります。
市販されている野菜ジュースというカテゴリーでは、伊藤園の充実野菜が個人的に、お気に入りです。「朱衣」という人参が使用されています。伊藤園がこの商品のために、栽培から手掛けています。
この「朱衣」人参は、今のところ伊藤園の飲料専用のようですが、生産地が拡大しているようですので、市場に出てくることを願いたいですね。
βカロテンは、体内でビタミンAに変化し免疫力を高めるわけですから、抗発ガン作用や免疫賦活作用があることは確かです。予防効果はあるにしても、発がんしてからの効果は未知数です。
肺がん、胃がん、大腸がんに特に効果があるようなことが、言われてますが、はっきりとは立証されてはいないようです。がん以外に、血圧を下げる効果や美肌の効果もあるようです。身体に取り入れて悪いものじゃありませんので、普段の生活習慣にどうでしょう。
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