【睡眠】寝不足がアルツハイマー型認知症の原因?

癌予防

高齢認知症患者が、300万人を超えたとされる日本です。その半分を占めるのがアルツハイマー型認知症です。

アルツハイマー病は、ドイツの病理学者アルツハイマー博士によって、1906年にはじめて報告された大脳が萎縮する疾患で、進行とともに記憶力や判断力に問題が生じます。そして、つい最近まで治療法も診断法もなく、予防もできない困難な病気と考えられていました。しかし、現在では発症メカニズムが明らかになってきており、治療や予防の可能性が高まっています。

この病気のリスクを高める要因の一つに、睡眠不足があるといわれています。

「眠る時間は少なくても深く眠ればいい」と思っている人も多いとおもいます。6時間未満の睡眠でも、問題なく過ごせる人をショートスリーパーも存在します。

しかし近年、ごく一部の人を除く、大多数にとって、睡眠の質だけではなく、時間も絶対的に必要なことがわかってきました。

睡眠時間が少ないと、免疫力低下、肥満、うつ、がんなどのリスクが高まることがわかっています。さらにアルツハイマー発祥のリスクも高まるデータが発表されてきました。

日中の活動で、脳にアミロイドβがたまっていきます。

アルツハイマーの発症原因はわかっていません。わかっていることに、脳にアミロイドβが発病の引き金になっているようです。

発病を避けるためには、このアミロイドβをため込まない、もしくは排出させることが、カギになります。このアミロイドβは、日中の活動で生み出され、脳に蓄積されます。完全に蓄積をなくすことはできないと思われています。

では、排出できるようにすればいいのでずが、仕組みがわかりません。脳を除く全身には、老廃物を除去をするためのリンパ組織が広がっています。脳にはリンパ組織がありません。

仮説ですが、近年、睡眠に脳が縮み、老廃物を排出させている、という仮説が有力視されています。脳には脳脊髄液があり、脳が睡眠時に縮んで隙間ができると、老廃物が脳脊髄液に染み出して排泄される、という説です。

睡眠は、脳は休息しているのではなく、大掃除を行っているようです。この掃除の時間が短くなると、老廃物がうまく排出できず、蓄積するとみられています。

ただ「蓄積されているから、なんなんだ」ということです。仕組みが全く分かっていません。解明はこれからです。

2017年ノーベル生理医学賞は、体内の時計遺伝子とメカニズムを発見したマイケル・ロスバッシュ博士、ジェフリー・ホール博士、マイケル・ヤング博士に授与されました。

目の奥に中枢時計があり、そこが眠気物質メラトニンを発生させることは、古くから知られていたが、時計遺伝子の発見は人間の体が概日(がいじつ)リズムで動かされることを証左となった。他の臓器も体内時計を持っているといわれています。

今の段階では、良くわかりませんが、睡眠を削ると良くないことは明らかなようです。免疫は確実に低下しますので、ガンを始め様々な要因となると思われます。病気を患っている身としては、標準治療が確立していない病気には、予防するのが最善です。痛感します。

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