チェルノブイリの犬寿命は1/3 被爆が原因？

単純な比較はできないが、

国際原子力事象評価尺度（ＩＮＥＳ）で、最も深刻な「レベル７」に分類されているのは、チェルノブイリ原発事故と東京電力福島第１原発事故だ。同じレベル７だが、チェルノブイリ原発事故による放射性物質の放出量は福島事故の約６倍とされています。

チェルノブイリ原発事故は、発生から数時間以内に人間は避難したが、動物たちは取り残された。

1986年チェルノブイリ原発事故が起こります。事故の原因としては、外部電源を確保できなかった福島原発と同じである。

タービン発電機の慣性回転を利用して所内用電源を確保する実験を行っている最中。外部電源を喪失した場合、非常用発電機の起動から、循環水ポンプが必要な電力が得られるまで、60〜75秒を要するため、その間の不足するポンプ用電力のギャップを何らかの方法で埋め、炉心の冷却を維持する必要があった。

以前にも3回、同様のシナリオでテストが行われ、いずれも非常用電源立ち上げまでのギャップ埋めは成功せず、また、いくつかのテストでは非常用炉心冷却装置（ECCS）を無効化している。4号炉は、ECCSの作動時には慣性発電を利用する設計になっていたが、この機能を試験せずに1983年12月に発電を開始していました。

ソ連時代の隠蔽体質や官僚主義的な思考で、どうにもならなくなって爆発。ヨーロッパまで汚染する大規模な事故となった。

人間は救援バス1,200台以上に乗って避難しましたが、あとに残された犬たちは放射能をまともに浴びながらも群れを成し、野犬化してここまで生き延びてきました。

ドキュメンタリー｢The Dogs of Chernobyl（チェルノブイリの犬）｣がYouTubeでみられる。

｢原子力発電所の半径30km圏内のチェルノブイリ立入禁止区域で育った犬はDNAが世界のどの地域の犬とも違う｣という鑑定結果が米サウスカロライナ大学から今月Science Advancesに発表されました。

すでに時間経過して、交配も進んでいるからはっきりしたことはわからない。としています。

不自然なのは老犬がまったくいないことで、CFFの2016年の推計では寿命は1年から3年と見積もられていました。通常であれば、シェパードは9～13年、ラブラドールは10～12年生きる。

中型・大型犬は1～2年で成犬ですので、大人になるかならないかのうちに死んでしまっていることになります。人間は放射能が体内に蓄積する内部被ばくするのに年数がかかる。その前に亡くなっている。過酷な環境的なものだと動画では結んでいるが、それもはっきりとはわからない。