免疫を高める食事・食材

癌予防

日本人の2人に1人は癌に罹患するとはいえ、 残念ながら癌系統のようです。 あまり食事にこだわりはなかったのですが、私の場合、抗癌剤による免疫低下が顕著になるため、いやでも気にするようになります。

病院で栄養士の資格を持つ薬剤師さんにレクチャー受けた話をもとに、書いていきたいと思います。「40代男の独りもの、料理はこれから」と伝えたら、丁寧に説明していただきました。

予防にもなるようですので参考までに。

最初に強く言われたことが、知らなかったけど「食事でがんが治る」「がんが消えていく食事療法」という類の本が多く売られているようです。

メンタルが弱っているため、変な情報でサプリメントなどで偏ったりすることがあるそうで、「食事で癌は治らないから」と強めに言われました。なかには非常に悪質な人達がいるようで、抗がん剤を極端に否定したり、根拠のない自然治療で金儲けしているそうです。

あくまでも生活習慣を改善して、悪化しないように予防しろ!ということでした。食事と病気の医学的根拠が曖昧のようです。

頂いた資料にも、特定の食事療法やサプリメントを推奨ではなく「野菜、果物、全粒穀物を多く含む食事」と書いてあるのみです。

乳がん患者を対象に大規模な比較試験が行われており、低脂肪食グループと一般的な食事グループとの比較では、低脂肪食事グループが再発24%低下させたりすんですが、違うグループでは再発率に差がないです。(米国のデータみたいですが) 医学的研究でも食事療法が、経過を改善するという科学的根拠が示すことができなのが現状のようです。

そうなると 野菜、果物、全粒穀物を程よく食べて、その中の食材から免疫を高める食材を多用するのが懸命です。 免疫力ががん細胞を攻撃し、抑えこむ働きをします。免疫カ低下するとがん細胞を抑えきれなくなり、増殖してしまいます。免疫力を高めたり、活性酸素を無害化するには、抗酸化物質が必要になります。ビタミンA・C・Eは抗酸化作用が欠かせない栄養素です。

包丁の使い方もままならない、40代独身男性です。難しいことはできません。次の食材を追加するなり、入っている食べ物を意識して食べるようにと。

ブロッコリー
ブロッコリーに含まれているスルフォラファンは、イオウ化合物の1種で強力な抗がん作用があります。最近では、ブロッコリースプラウト(ブロッコリーの新芽)がスーパーなどに出回っていますが、これにはブロッコリーの20倍ものスルフォラファンが含まれています。他lこも、カロテン、ビタミンB群、ビタミンC、E、鉄、葉酸なども含まれています。
 
カリフラワー
カリフラウーは100g中に81mgのビタミンCが含まれています。カリフラウーに含まれるビタミンCは加熱によって失われる量が少ないのでビタミンCの補給にはピッタリの野菜です。また、グルコシノレ-トという成分が肝臓の働きを高め、解毒作用を強化します。
 
大根
大根の辛み成分のイソチオシアネートというイオウ化合物は強力な抗酸化物質で、解毒作用を強めてがんを予防したり、血栓をつく りにくくします。大根にはジアスターゼ、オキシダーゼなとの消化酵素が含まれており、ジアスターゼは食べ過ぎによる胸やけや消化不良を予防、改善する働きがあり、オキシダーゼは魚の焦げた部分にできる発がん物質を解毒する働さがあるので、焼き魚を食べる時は一緒に大根おろしを食べるとよいでしょう。
 
にんじん
にんじんはカロテンが豊富に含まれています。カロテンは体内でビタミンAに変化し、免疫力を高めます。強い抗酸化作用で肺がんや胃がんを予防する効果が高いとされています。にんじんの葉にもカロテン、ビタミン、カリウムなどの栄養素が豊富なので、できれば無農薬の葉つきのにんじんをおすすめします。
 
パセリ
パセリにはがん予防のビタミンACE(エース)が豊富に含まれています。パセリの香り成分はアピオールという精油成分で、胃液の分泌を促し、食欲を増進させて消化を助けます。また、鮮やかな緑色のもととなるクロロフィルには、血中のコレステロールの上昇を抑えたり、がんを予防する作用があります。
 
にんにく
にんにくは、アメリカ国立がん研究所作成の「デザイナーフーズ・ ピラミッド」で最上位に位置づけられているほど優秀な野菜です。にんにくの独特のにおいのもとは硫化アリルで、病気や老化を招く活性酸素の害を抑制する強力な抗酸化作用があります。にんにくを切ったりすりおろすとアリシンがビタミンB1と結合してアリチアミンに変化し、クエン酸回路に働きかけてがんを予防します。
また、にんにくに含まれるミネラルのセレンは、がん要因の1つとして考えられている過酸化脂質を分解する酵素となります。
 
にら
がん予防効果のあるビタミンACE(エース)が豊富です。血液の凝固を促して止血に作用するビタミンK、造血機能に関係する葉酸などが含まれていて血液のバランスをとります。力ロテンは油と一緒にとると吸収率がアップします。
 
トマト
トマトにはリコピンというカロテノイドの一種が含まれています。リコピンの抗酸化作用は力ロテンの数倍以上といわれています。がん予防のビタミンACE(工-ス)も含まれています。トマトを多くとる地域では、がんの発症が少ないという研究結果は世界中でたくさんの例が報告されています。
 
ピーマン
ピーマンはがん予防効果の高い食品のトップクラスに位置づけられています。ビタミンACE(エ-ス)が豊富に含まれています。緑色のピーマンが一般的ですが、パプリカと呼ばれる赤と黄色のものも出回っています。赤ピーマンのビタミンCは緑色のピーマンの2~3倍あります。また、赤ピーマンの赤い色素はカプサンチンとい うカロテノイドです。βカロテンよりも 強い抗酸化作用があります。

引用元;国立がんセンターがん情報サービス


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