大倉満「最後の大物」被害は1000億円以上か

人物

なぜ逮捕されないのか?最後の大物マルチと呼ばれているペテン師。

「VISION」「WILL」と名乗っています。

簡単に言えば、セミナーを開き「儲かる」と大ウソをついて、お金は戻ってこない典型的なパターンです。よくこれで騙せるな?と思いますが、高齢者が多いようです。

USBメモリを「ライセンスパック」と呼ぶそうですが、この中には「IP電話、カラオケ、ゲーム」ができるアプリが入っていると。これを60万円で購入させます。

USBメモリは会社で預かり、海外でレンタルして利益を出す。利益は月2万円、3年で差額12万円の儲けがある。消費者庁によると2019年から2021年の1年5か月の間で674億の売り上げ。60万円で取引されているとすれば11万人以上が購入したことに。一人で複数の購入していることもあるかもしれませんが、万単位の被害者がいるのかと。

お決まりですが、最初は配当があり、色々な理由をつけて止まります、そして連絡がつかなくなる。もちろん運用なんてしていません、カモとなった人たちからの自転車操業です。

銀行金利がないような低さのため、乗ってしまう年寄りがいるのはわかりますが、古典ともいえる奴らが名前を変えて生き残っているようです。

消費者庁は厳しい指導をしていますが、行政処分を嘲笑うかのように活動を続けている。WILLから行政指導を受け、VISIONと名乗り、ここにも行政指導が入り、さらに名前を変えて活動しているという状況かと。

大倉満という人物が黒幕といわれます。

マルチ商法で多くの被害を出したジャパンライフの残党といわれ、新間寿と関係が深い。新間は、新日本プロレスの幹部として「猪木の右腕」といわれましたが、ごりごりのジャパンライフの信者です。89歳と高齢ですから、周辺の人間が活動しているかと推測されている。ジャパンライフの問題は国会でも追及されたことがありました。

古典的でお年寄りの好きそうな芸能人を集い、セミナーで歌わせ、時には政治家を使いまともな企業活動かの如く振舞います。新間寿からのプロレス人脈でしょうか、初代タイガーマスク後援会の理事長、慈善活動をアピールいそしんでいる。タイガーマスクが絡んでくるとほぼ詐欺といっていい。

時流に乗って仮想通貨にも利用していると。「ピクセル&プレス」別会社を名乗って勧誘しており、これまで現金振り込みだった配当を「日本円、仮想通貨(暗号資産)で受け取ることができます」と明記されている。

もちろんこの仮想通貨は嘘です。

仮想通貨は登録し取引所を通じて換金することができますが、無登録、存在しているのかも怪しい。逃げ出す準備段階ともいえ、まだ会社としては存在していますが、破綻することは目に見えています。

詐欺師が詐欺撲滅を啓蒙してやがる。

2011年、4300億円の被害を出した安愚楽牧場事件、2017年、1800億円の被害をだすジャパンライフ。巨額の被害を受けて、販売委託、利殖商法は法改正が行われ、原則禁止となっています。

似たような名前で活動している「ビジョンライフ」。

こちらは中華系のマルチ商法集団と思われます。資金が6倍になるとかで勧誘を集めているようですが、典型的なポンジスキーム詐欺かと。皆さんご注意ください。そもそもセミナーを開催している奴らは怪しいと思われたほうがいいです。YouTubeで撲滅活動をしている方がいるので、参考になるかと。

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