Sony Bank WALLETを使ってみた感想

LIFE

もはや大手の銀行なんて必要のない時代かもしれません。現金を使うことも格段に減ってきているし、必要なときはコンビニATMがメインです。この時にメガバンクや地銀だと手数料を取られてしまうですよね。

今に始まったことではまりませんが、なぜか銀行ATM手数料は、非常に腹ただしいものがあります。自分のお金をおろすのに手数料を取られることほど、モヤモヤがしたものが残ります。

私の住んでいるローカルな地域は、信用金庫、郵便局しかありません。それで事足りるんですけど、時々発生する手数料をなくすため、いくつかネット銀行の口座を作りました。

SONYだけにデザインは洗練されています。

コンビニATMが月4回&振り込み手数料が月2回無料

魅力の1つは、主要なコンビニATMをすべて利用できるうえに、手数料がお得です。セブン-イレブン(セブン銀行)、ミニストップ(イオン銀行)、ローソン、ファミリーマート(E-net)のATMで入出金取引できて、最低でも月4回まで出金手数料が無料となっています。それ以降は100円です。

また、他行あて振込手数料は、優遇プログラム「Club S(クラブ エス)」のステージによって異なるが、月1~11回まで無料となっている。もっとも低いステージの「ステージなし」でも月1回まで振込手数料が無料のうえに、その「ステージなし」の場合でも、年会費無料のVisaデビット機能付きキャッシュカード「Sony Bank WALLET」を保有すると月2回まで無料になるので、振込手数料も節約できます。

他行の口座から「おまかせ入金サービス」&コンビニATM

他の銀行の自分名義の口座から、毎月決まった金額を「ソニー銀行」の口座へ手数料無料で振り込んでくれるサービスです。

毎月の振込金額として設定できるのは、1万円以上1000円単位。毎月5日または27日(休業日の場合は翌営業日)に引き落とされ、そこから4営業日後に「ソニー銀行」の普通預金口座へ入金される。設定できるのは5件まで。

会社やアルバイト・パートで給与振込先を指定される場合があります。近くにその銀行ATMがあれば問題がないのですが、この「おまかせ入金サービス」を利用すれば手数料無料引き出せます。

海外shoppingの事務手数料が安い

クレジットカードと同じように海外での買い物や海外ATMから現地通貨を引き出すこともできます。デビッドカードですから、即座に口座から引き落とされます。使いすぎることがありません。

海外で買い物をした場合、事務手数料がかかります。

楽天デビッドカード(VISA・JCB)、三菱UFJ(VISA)が3%かかります。

クレジットカードも海外で使うと、VISA・MASTERで1.6%、アメックスは2%かかってしまいます。

例えば1ドル110円として、海外旅行で1000ドル(11万円)の買い物をした場合、クレジットカードだと1800円、他のデビッドカードだと3300円の手数料が発生します。

「Sony Bank WALLET」は海外事務手数料が無料で、コストはわずか150円の為替手数料で済みます。※外貨口座開設が必要です。

ただデビッドカードを海外で使う場合、変なところで使うと痛い目合う場合があります。その場で決済されてしまうため、クレジカードのように支払いを止めることはできません。海外では決済する前によく確認しましょう。「Sony Bank WALLET」は使用すると即座に利用メールが来ますが、口座から出てしまうと非常に厄介です。カスタマーセンターも対応してもらえません。

自力で店や会社(サービスを提供する)と対応しなくてはならないため、とてつもない労力です。言葉の問題や滞在期間もあります、大変難しくなります。警察も対応してくれないんですよね。あくまでも「間違えた」ですから、詐欺ではないんですよ。(私の経験談)

デメリット

公共料金の引き落としができません。

ソニー銀行自体できません。ネット銀行で公共料金の引き落としが可能な銀行はわずかです。

ポイント還元率が低い

国内で買い物をする場合、キャッシュバック(ポイントではなく翌月現金で戻ります)ステージなしの場合0.5%です。デビッドカードの還元率としても高い方ではありませんし、還元率の高いクレジットカード買い物をしたほうが、ポイントが貯まります。

優遇プログラム「Club S」クリア困難

クリアすることは困難です。「ステージ無し」から次の「シルバー」に上がるためには、

★月末の残高300万円以上

★外貨預金の積立3万円以上

★投資信託積立プラン3万円以上

のいずれかをクリアする必要があります。

ソニー銀行はメガバンク並みの信用格付ですので、投資信託を使ってはいいとは思いますが、あまり魅力的とは言えません。金利面でも、他のメガバンクと比較しても決して低いわけではありませんが、GMOあおぞら銀行(コネクト口座)、楽天銀行(マネーブリッジ)などと比較すると見劣りします。

トークンと再発行料

口座を作ると「トークン」とう小さな端末が発送されます。認証数字をランダムを表示するものですが、最初しか使わないため失くします。(私)紛失した場合、有料(1080円)です。またカードを紛失した場合も有料(1680円)です。

   まとめ

これだけで「すべて済む」という完璧なサービスではないものの、サブカードとして作っておくのもいいかもしれません。年間費無料ですし。

VISAデビッド機能がついているため、紛失時に使われてしまう可能性もあります。保障がありますが、大きな金額もしくは、普通口座に長期滞留させておくのは、ためらってしまいます。決済メインにするにしても、公共料金ができないネックがあります。支払い関係はまとめることが節約になります。やはりサブ的なポジションです。私は普段カードケースに入れて、必要な時に持ち歩く感じの使い方です。

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