「米史上最悪の人種間暴力」タルサ黒人虐殺事件
「米史上最悪規模の人種間暴力」ともいわれる黒人虐殺事件 1921年5月31日から6月1日に発生する。 発端は、19歳の黒人少年が白人女性を暴行した容疑で逮捕されたことによるもの。拘束された男性をリンチしようと白人が集まり、衝突が発生した。 オクラホマ州タルサ市のグリーンウッド地区は当時「黒人のウォール街」と呼ばれる裕福な地域だった。白人の集団が押し寄せて略奪や放火を繰り返し、300人が命を落としたといわれるが、はっきりとした数字はわからない。 黒人少年が女性を襲った事が発端だが、これが本当かどうかわからない。黒人が繁栄し、いい生活を謳歌しているのが許せなかった「嫉妬」が背景にあるという。 商業...