「メンズコンセプトカフェ」女子高生を食い物に

社会考察

東京の繁華街で2020年あたりから、盛り上がりを見せていた「コンセプトカフェ」。

女性が接客する店はメイドカフェの進化系としてありましたが、男性が接客するお店は、コロナ禍のなかでも賑わっていたといいます。まだ東京の周辺の繁華街でも見ることは稀で、東京歌舞伎町でも数店といいます。ただ、旧来のホストクラブと比較すると低価格で楽しめるため、これから伸びていく店舗業態のようです。

男性が接客する夜のお仕事は「ホストクラブ」が定番ですが、メンズコンカフェとの違いは、料金や接客方法にあります。

ホストクラブは座っただけで高額な料金を取られ、ホストたちが指名や売り上げを競い合う場ですが、メンズコンカフェは明朗会計のセット料金がほとんどのようです。敷居を低くした男性版のキャバクラ、ガールズバーのようなものです。

接客の方法も隣に座ることなく、カウンター越しに行い、営業行為、指名制度や売上順位をつけることもなく、楽しい雰囲気でお酒を楽しむお店が多いようです。これは女性のコンカフェも同様のようです。

お酒を提供してるにも関わらず、未成年でも入れるところから問題が起こる予兆はありましたが、食い物にする輩は、比較的早く現れたようです。

「60万円のツケ払えないなら、実家に行くよ」女子高生を食い物に。シャンパン1本60万円“衝撃”商法。歌舞伎町のメンコンカフェ摘発

風俗営業法違反の疑いで逮捕されたのは、新宿・歌舞伎町のメンズコンセプトカフェ「META(メタ)」の店長・大石涼太容疑者25歳と、従業員の坂口怜也容疑者25歳。

2人は、2023年1月から2月にかけて、当時15歳の女子高生を、18歳未満と知りながら、店に立ち入らせた疑いが持たれている。

従業員の坂口容疑者は、被害者の女子高生に対し、自宅で「みだらな行為」をしたとして、すでに逮捕されていて、検察に身柄を送られた。

女子高生は、従業員の坂口容疑者とSNSを通じて知り合い、店に通うようになり、およそ60万円の売掛金、いわゆる“ツケ”があったとのこと。

ところが、大石容疑者らは、女子高生に対して、ツケが払えないなら「実家に行くよ」などと、まるで脅しのような言葉で、支払いを迫ったという。

結局、親に知られることを心配した女子高生は、ツケを払うため、援助交際などで金を稼ぐ、“パパ活”に手を染めたとのこと。そこを警察官に補導され、一連の事件が発覚した。

店からの押収品の中には、酒のメニュー表があり、シャンパン各種は、3万円から20万円。さらに25万円から、60万円の値段が付けられた物もあった。とても未成年の女子高校生が払える金額ではない。

店の売り上げに貢献させようと、少女らに、高い酒を買わせていたとみられている。

調べに対し、大石容疑者は、「被害児童の年齢が18歳未満であることは、知りませんし、覚えていません」などと容疑を否認。一方、従業員の坂口容疑者も「被害児童を店内に立ち入らせたことについては、覚えていません」などと供述している。

警視庁には、保護者などからメンズコンセプトカフェなどに関する相談が、急増していて2022年1年間で52件。今年に入ってから、すでに33件寄せられているという。2023年5月5日

東京・歌舞伎町にも数店舗しかないにも関わらず、被害相談件数が急増している。水面下ではその数倍いると思われる。ちゃんとしたコンセプトカフェは低価格料金を売りにしているため、人気になりつつあることに便乗して、ホスト崩れが暗躍していると想像されています。

逮捕された容疑者もかなりのイケメンです。ホストクラブでは成功しなかったのか?ロリコン趣味のなのか?ジャニーズにいてもいいくらいのイケメンですが、実際は違うのかな。

メイドカフェ、コンセプトカフェは、暴力団関係者が関与していることが多いと言われます。反社が絡んでいると面倒ですので最近はわからないように身を潜めています。

色々な人を介在させて経営者として存在するようですが、稀に無許可営業などの店には直接暴力団が関与、暴力団の直営店として営業していた例が過去にありました。2020年、名古屋の無許可のメイド喫茶は山口組・弘道会系の人物が直接営業、売上が直接、組の資金源になる。それだけではなくクレジットカードの端末を細工して、大規模な詐欺を行っていたため警察の取締をうけます。

今回のメンズコンセプトカフェにも闇の勢力が関与していると噂があるのは当然ですし、そもそも、どんなに明朗会計、健全性を謳ったところで、ホストクラブの低位劣化スタイルです。あの手この手で売り上げの仕組みを考えてくるはずです。ご利用は慎重にとしか言えません。

コロナが開けて、歌舞伎町では不良ホスト摘発が続いています。

女性客に売春させた自称「ドドドドドS」江川誉・容疑者。警視庁保安課は、東京・歌舞伎町にあるホストクラブの常連客だった女性(23)に、路上で売春行為をけしかけたとして、ホストクラブ従業員の江川誉・容疑者(25)を買春防止法違反の教唆の疑いで逮捕した。捜査関係者によると、いわゆる“立ちんぼ”の教唆容疑での立件は異例中の異例のこと。

女性は未払金が20万ほどあったそうです。経済的に困窮した彼女に路上での売春を勧め、40日感にわたり、客をとらせ、得た金銭の8割をむしり取っていた。彼女が得ていたのは2割だという。売上と指名本数を上げるためと認めている。

店の売り上げを立てることに人一倍のめり込んでいたといい。ネット上ではSNSで発信していた写真がもりすぎと話題を集めている。

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