売却「ロッテリア」名前は残らなそう?

社会考察

ロッテリアが牛丼「すき家」を運営するゼンショーに身売りすることが決まった。

ゼンショーはかつて「ウェンディーズ」を米国からのフランチャイズで経営していたが、黒字であったにも関わらず、契約を継続せず71店舗を消滅させてしまった事がある。ロッテリアも消滅してしまう可能性も含んでいるかも知れない。

ロッテリアも迷走していたが、最近は独自路線に安定していた。2005年にプロ経営者の玉塚元一が経営に関わり、バーガーキングと一体化したことがあったが、それも解消。この時代がまったく意味不明。バーガーキング日本法人は韓国ロッテに売却されたが、現在は資本関係を解消している。

私は川崎に住んでいますので、ロッテリアは子供ころから馴染みがありました。川崎球場にはロッテがありました。子供が入れる年間会員というのがあり、高い割引率のクーポン目当てにはいっていたものです。

一番古い店舗は、バーガーキングで存在しますが、現在もアゼリアという地下街で、ひっそりと運営。いつも閑散として混雑しているマクドナルドより快適に過ごせます。マクドナルド、モスバーガー、ウェンディーズなど川崎には一通りありますが、席が埋まっていることまずない。

読売新聞より。

  • ロッテHDが「ロッテリア」売却…全国358店舗、ブランドは継続の見通し

    ロッテホールディングス(HD)は16日、傘下のハンバーガーチェーン「ロッテリア」の全株式を、4月1日付で「すき家」などを展開するゼンショーHDの完全子会社に売却すると発表した。売却額は非公表。ロッテリアのブランドは当面、維持される見通しだ。

    ロッテリアは1972年、東京・日本橋に1号店がオープン。2023年1月現在で全国に358店を構える。

    ファストフード業界の競争が激しかった2000年代には業績が低迷。当時、企業再生会社の代表だった玉塚元一氏(現ロッテHD社長)が経営再建に当たり、その後は「絶品チーズバーガー」などがヒットした。玉塚氏は「新たな成長を目指していくベストな選択肢と考えている」とのコメントを発表した。

    ゼンショーは「はま寿司」や「ココス」など幅広い外食チェーン店を展開する。過去にはハンバーガーチェーンの「ウェンディーズ」を運営していた実績もある。

    ゼンショーはすき家から発祥して、M&Aを継続的に実施して、多業態展開する外食のトップ企業。牛丼(すき家、なか卯)2325億円、レストラン(ココス、ビッグボーイ、ジョリーパスタなど)897億円、ファストフード1506億円(うち、はま寿司が1300億円)、小売(食品スーパー)795億円、その他1040億円、合計で6585億円(2022年3月期)といった構成。

    ロッテリアは1972年以来の歴史あるハンバーガーチェーンながら、成長軌道に乗らず、業績は2022年3月は7億円以上の当期純利益となったが、2021年▲4.5億円、2020年1百万円、と厳しい状況が続いていた。ゼンショーは、経営不振企業もオペレーション改善と調達力によって、収益化してきたことで実績ある最大手企業であり、ロッテリアの再構築についても大いに期待出来るだろう。


リブサンド一択です。これしかないお店。生姜が効いていて他店にはない美味しさです。絶品バーガーシリーズもありますが、一度食べれば、もういいかな。

明らかに活気もなく、企業としてやる気の無さを感じられていました。モバイルオーダーに対応したのも最後発です。Tポイントカードで割引サービスとかしているくせに、モバイルTカードに対応していなかったり、ちぐはぐ。

ゼンショウーは、野心があると言われます。ウェンディーズから撤退した理由も裁量がないためといわれ、ロッテリアの看板を下ろして独自のオリジナルで勝負する可能性もあります。そうなると消費者にとっては面白いかも知れません。

 

 

 

 

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