【街歩き】川崎区南町。暴力団事務所と風俗エリア。

LIFE

JR川崎駅から徒歩10分ところに位置し、明治時代に宿場町沿いから強制移転させられた川崎遊郭(小土呂新地)の跡地に存在します。映画館チネチッタの裏側エリアとなります。チネチッタが場所に似合わず、お洒落に整備されていますので、異世界感が漂い、行き交う人も全く違います。

風俗店鋪と今時珍しくヤクザが堂々と看板掲げています。川崎区には、堀之内と南町が風俗街として存在します。どちらかというと、正当な風俗が堀之内、違法な風俗が軒を連ねるのが南町というイメージです。

遊郭から赤線、ちょんの間、ソープランド街と変容した形です。現在も18件の風俗店とストリップ劇場がありますが、栄えているとは言えません。堀之内ほうが店が多く、ギラついています。

南町は「ちょんの間」がたくさん存在したエリア。今でも10件ほど営業しているのではないか?言われています。「ちょんの間」とは、スナックや小さな居酒屋の2階で営む風俗。病気の温床といわれていますが、マニアな風俗として根強く存在している。もちろん違法です。

色街においての酒場の赤提灯は、売春宿を意味していました。

店先に赤提灯がともると、そういう意味を示します。赤線が禁止される法律が施行されるまで500人以上の女性がここで働いていたといいます。

川崎は人口密度が高く、たくさんの人が行き交っていますが、ここは薄ら寒く、閑散としていています。強力な暴力団が無言で支配し、かぶく者を許さない感じです。

理由がない限り来るところではないですね。外れにハローワークがありますが、ここを通る必要ありません。理由はわかりませんが、透析の病院が何箇所かあります。

外のテーブルでおじいさん達が紙テープを巻いています。お客さんの殆どは老人だそうです。私も一度も入ったことがありません。入れない雰囲気です。

稲川会内堀組の事務所。このへんはヤクザだらけです。ベンツ、アルファードといった、いかにもという車がたくさん止まっています。喫煙用のベンチがありますが、ここには若い組員がよくタバコを吸っています。昔、YouTuberが度胸試しの企画で、ここに座ってタバコを吸う。ということをやった人がいるらしく、凄まれるかも知れません。

すご近くに、稲川会山川一家の事務所があります。まるで要塞のような建物です。

1980年代、山川一家組員であった内堀和也が川崎市で結成。内堀が山川一家内で昇格してゆくにつれ、稲川会の中核団体といわれる山川一家を支える組織として成長した。2008年3月、内堀が山川一家三代目を継承する。明治大学卒のインテリで知られているそうです。

ここが稲川会の中心施設らしく、山口組の幹部が訪れることがあります。分裂した山口組の仲裁のようなことをしてるようです。山口組のトップクラスが訪れるときは、ヤクザだらけです。それを取り囲むように警察関係者が包囲します。まぁ抗争をしている状態ですしね。

帰り際、高山若頭の耳元で話しかける清田総裁。周囲は杖をついて階段を下りる高山若頭の足元を気にしていた 『FRIDAY』2021年7月30日・8月6日号より引用。

こういった飲み屋がたくさんあります。「ちょんの間」は案内人がいないとわかりません。以前は声をかけてくる人がいました。競馬のノミ屋、賭博も開かれていたそうですが、今は流石にやっていません。

風俗店は「ソープランド」の形態です。18店鋪が営業しています。

南町の外れにある天ぷら屋さん。ここは天丼が、すごく美味しいお店です。

LIFE
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク

コメント

タイトルとURLをコピーしました