蒲田・通学途中の中学生が刺された事件

社会考察

蒲田の中学生が通学途中で老人に刺されるという事件。

川崎と近いため治安が悪いイメージですが、繁華街を除く住宅街は、犯罪がほとんど起きない治安が良いエリアです。ヤバそうな人たちは結構いますが、基本的に学生が多く、川崎に比べると安心してお酒を楽しめると思います。

今回、事件があった中学付近は、駅西口の繁華街近くで、中学校と隣接している東京実業高校があるだけに治安がいいとはいえませんが、東京実業も以前のように「ヤンキーしかいない高校」ではないようですし、改善されているようです。

傷害の現行犯で逮捕されたのは、住所・職業不詳の山下泰範容疑者(61)。一部報道では、父親と同じ職場と報道されていましたが、実際は父親が勤めているお店のお客で、店と客という関係性のようです。父親が勤めていたのは大田区にある家電量販店と報道されています。

産経新聞によると、

2年ほど前から来店。「最初は客としてきていたが、他の客ともめることがあった。(男子生徒の父親が)いつも話を聞いていた」と。

山下と名乗る男性客に「仕事にならないのでやめてほしい」と伝えても来店を続け、閉店後も帰らずに居座ることもあったほか、大型連休中は毎日数時間店にいたという。最近は店内の長椅子がなくなったことに怒っていたという。

また、事件前夜の9日午後6時ごろには、近所の住民が男子生徒の自宅付近で「もう店に行かないからな」という男の怒鳴り声を聞いたという。別の住民も同日夜、男子生徒の自宅のチャイムを何度も押す男の姿を目撃。

蒲田駅周辺には巨大な専門学校・日本工学院がある影響で、昔から小さいけど専門的な電気屋さんがたくさんあります。逆に大型家電量販店は駅ビルに入っているノジマくらい。

山下容疑者から「店で100万円以上の買い物をした」と。その後から、横柄な態度を取り始め、毎日通っていたといいます。長期間対応しているうちに個人情報を漏らしてしまったのか?自宅にも押しかけていたようですから、異常な粘着質でサイコパス要素を抱えているようです。

ただ、過去に犯罪歴があるということはでてきません。老人になってこじらせてしまったのか?

たいてい、お店など店舗で怒鳴り声を挙げたり、トラブルを起こしているのは60歳前後の老人です。やることもなく、誰からも相手にしてもらえず、孤独のはけ口として圧倒的優位に立てる立場でいられるお店で傲慢な振る舞いをするのでしょうが、解決するのは簡単でないかもしれません。この手の老人と会話すると、こちらの精神が病むみます。

父親に危害を加えると決めて、返り討ちに合う可能性を考えて子供を刃物で刺すという、卑劣極まりない犯行です。救いは命は助かるようで、心の傷は残るかもしれませんが、回復を祈るばかりです。

 

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