オートファジーダイエット 細胞のがん化抑制も?

癌予防

いろいろダイエットがありますが、これが一番やりやすいと個人的に思います。食事を1食抜き、時間を置くだけのシンプルです。1食が多くなることを気をつけないと、お相撲さんの食事となってしまい逆効果です。細胞のがん化抑制するかも?ということで、やっています。

細胞が持っている、細胞内のタンパク質を分解するための仕組みの一つである。酵母からヒトに至るまでの真核生物に見られる機構であり、細胞内での異常なタンパク質の蓄積を防いだり、過剰にタンパク質合成したときや栄養環境が悪化したときにタンパク質のリサイクルを行ったり、細胞質内に侵入した病原微生物を排除したりすることで生体の恒常性維持に関与している。

個体発生の過程でのプログラム細胞死や、ハンチントン病などの疾患の発生、細胞のがん化抑制にも関与することが知られている。

クリスチャン・ルネ・ド・デューブ(1917年10月2日 – 2013年5月4日)さんが提唱者です。1974年に、細胞小器官の構造と機能に関する発見で、アルベルト・クラウデ、ジョージ・エミール・パラーデとともにノーベル生理学・医学賞を受賞した。

1953年から1955年にかけてクリスチャン・ド・デューブにより多様な加水分解酵素を含む細胞小器官としてリソソームが発見された。そして1962年1月、ロックフェラー大学のキース・ロバーツ・ポーターとトーマス・アシュホードによって初めてオートファジーが観察された。このとき、飢餓状態のラットから発見されたため、当初から自分自身を食べることで栄養を摂り、飢餓を防いでいると推測されていた。のちに、この推測は正しいことが明らかにされる。

オートファジーダイエット(短時間の断食)

オートファジー=Autophagyのautoはギリシャ語で「自己」、phagyはphage等と同類で「食べる」の意です。 細胞が自己成分を分解する機能のことです。

細胞内部の古くなった悪玉タンパク質が新しく作り替えられるメカニズムのことを指します。オートファジーダイエットとは、16時間食事を制限する断食のことをいいます。

細胞内に内在する有害物質を取り除き、タンパク質を新しく生まれ変わらせることで

  • 自律神経の安定
  • 免疫機能向上
  • 血流の改善
  • 肌が綺麗になる

など、良い効果をもたらす画期的なメソッドです。やるべきこともシンプル。

  • 16時間は食事を取らない
  • 1食を抜く
  • 朝食を抜く

など決められた時間の食事制限をすることのみです。断食時間中は水・お茶・コーヒーなど糖分のない飲料は飲むことができます。食事の摂取10時間後に肝臓に蓄積された糖が消失し、脂肪からエネルギーを消費し始めますそして16時間が経過することにより、オートファジーが始まります。

デメリットとして、筋肉が落ちることが挙げられます。

1日の食事回数を減らすため、それに伴い栄養摂取量が低下するからです。栄養摂取量の低下の結果として、たんぱく質の減少により、筋肉を作ることが難しくなるケースが出てきます。

人が「飲まず食わず」で生き延びられる限界とは?

あらゆる生き物がそうであるように、私たち人間も生きるために食事をしなければなりません。食事はある程度、我慢できますが、水分を制限すると危険になります。

人体には脂肪や筋肉の貯蓄があるため、多少食べ物がなくてもそれを燃やしてエネルギーに変換できます。しかし、体内の水の備蓄量はずっと少ない上に循環も早いので、こまめに水分補給をしなければなりません。

成人の体は60%が水分で構成されており、それが汗をかいたり、排尿したり、呼吸をしたりすることで絶えず失われています。呼吸と発汗による水分の損失量は、一般的な条件下では24時間あたり0.3~1リットル程度と言われています。

しかし砂漠のような暑い環境だと、成人で1時間に1.5リットルもの汗をかきます。また、大人は1日に約1.5リットルの水分を尿として排出しています。すべてを合わせると、人は1日にだいたい2リットル前後の水分を失っていることになります。

飲み物や食事から最低限これだけの水分を摂取して、体内の水分バランスを保つ必要があるのです。

水なしでは人間は3日が生死のラインとなります。

過去に知られている水なしの最長記録は、1979年4月にオーストリア人の男性、アンドレアス・ミハヴェッツが記録した18日間です。当時18歳だった彼は、自動車事故の同乗者だったために一旦留置場に勾留されましたが、彼を担当した3人の警官は誰かが解放したと勘違いして、彼の存在を完全に忘れ去っていました。

地下の独房に入れられていた彼は、叫び声をあげてもまったく誰も気づかれず、結局18日間、水も食料もなしで壁に結露した水を舐めて生き延びたといいます。その後、独房の悪臭に気づいた警官によって見つけ出されましたが、健康を取り戻すのに数週間を要したそうです。助け出されたときの彼の体重は24キロも減っていたといいます。ちなみに彼の生存記録はギネスに登録されています。

これは極めて稀な事例であり、普通は満足な水分なしに18日間も生き延びることはできません。そのため一般的には水を摂取できない場合、人間はだいたい3日を過ぎると危険であると考えるのが妥当でしょう。

 

癌予防
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク

コメント

タイトルとURLをコピーしました