【暴力団】山口組系幹部 ペルー人に殺害される

社会考察

2020年5月、大阪市中央区の雑居ビルの敷地内で、六代目山口組系組幹部の関将孝組員(48)の遺体が見つかった事件。府警捜査4課は、組員を撲殺したとして、ペルー国籍の無職、ウエス・ギネス・リカルド・アンキー容疑者(49)を殺人などの疑いで再逮捕した。

2020年5月8日午後2時ごろ、組員はミナミの雑居ビル地下1階のバーで、居合わせたリカルド容疑者らペルー人3人とトラブルになった。3人はベロベロに酔っぱらった組員にヘッドロックをかけて絞め上げ、店から連れ出した。

リカルド容疑者は組員をエレベーターに乗せて5階まで上がり、非常階段で組員の左頭部を複数回ビール瓶でブン殴った。さらに、ぐったりした組員の体を持ち上げ、19.2メートル下の地面に落下させた。組員の方がリカルド容疑者より、ガタイがよかったという。

組員はその日のうちに死亡したとみられ、5日後の13日、隣接するビルの隙間で遺体が確認された。死因は頭部挫滅だった。リカルド容疑者の尿からはコカインの成分が検出され、約300グラムのコカインを所持していたことが判明した。

「普段から外国人がたまっとる店で、組員は事件発生の4時間ほど前から、ペルー人を含む外国人客らとそこらじゅうでモメとった。胸ぐらをつかんだり、どつき合いしたり、ほとんど組員の方からけしかけとった。いったんはおさまったんやが、しつこかったんやろうな。

酒癖が悪く、酔うと相手が誰であろうと『コラ、誰に向かって偉そうな口利いとんじゃ』みたいな感じで因縁をつけ、片っ端から喧嘩を吹っ掛けとったみたいや。組員は店内で上半身裸になって紋々を見せたこともあるみたいやから、他の客も日本のヤクザやっちゅうのは分かっとったやろうけどな。山口組の幹部いう認識があったかどうかは分からん」(捜査事情通)

■大阪府警は神戸山口組との抗争を警戒するも

事件発生当初、府警は対立する神戸山口組との抗争を警戒。一方、組関係者は喧嘩相手の外国人をシャカリキに捜し回り、組員の知人は外国人バーの店長を「関さんを殺したヤツを知っているやろ」と脅したとして、逮捕された。

関組員のシノギは『守り代』で、ミナミでは顔やった。山口組極心連合傘下の『極闘会』幹部時代は『強者』や『拳月』といった半グレ連中を束ね、飲食店からみかじめ料を取ろうとしてパクられたこともあった。

極心連合会解散により、現在の野内組に移籍して幹部を務めていた。野内組長は六代目山口組の中核組織、弘道会のナンバー2や。六代目きっての武闘派として知られるイケイケの組幹部がド素人に殺害され、業界に衝撃が走った(前出の捜査事情通)

ペルー人は日本では、凶悪な事件を起こしています。

熊谷6人連続殺人事件、2015年9月14日・9月16日の計2日にかけて、埼玉県熊谷市で所轄の埼玉県警察熊谷警察署から脱走したペルー人の男が、小学生女児2人を含む住民の男女6名を相次いで殺害した連続殺人事件。

強盗未遂で捕まった警察署から逃走し、逃走中に6人も殺害した事件。しかも統合失調症を理由に死刑ではなく無期懲役が確定する。実兄はペルーで25人を殺害し大量殺人犯として知られている。

2005年にも衝撃的な事件をペルー人が起こしています。

7歳の少女を性的暴行のうえ殺害

2005年11月22日、広島県広島市安芸区矢野西で自宅へ帰宅途中の7歳の女子児童がペルー人の男によってわいせつ行為を受けたうえ、殺害された。「強制わいせつ致死、殺人、死体遺棄、出入国管理及び難民認定法違反」事件です。この男はペルーでも未成年者3人以上の婦女暴行を行っています。

日本の法務省の在留外国人統計によると、2022年6月末時点で日本にいる中長期在留者・特別永住者のペルー人は4万8105人(194か国 中11位)。 そのうち永住しているペルー人やその家族は33,302人194か国中5位です。

1990年、ペルーではアラン・ガルシア大統領の失政によりハイパーインフレが起きていました。後任の大統領には日系人のアルベルト・フジモリが就任し急進的な改革を行ったが、反発もあり1996年には在ペルー日本大使公邸占拠事件が起きます。

一方、日本では1990年に出入国管理及び難民認定法が改正され、就業活動に制限のない定住者資格が創設されて日系3世に対して付与されるようになった。1990年の在日ペルー人は1万279人だったが1995年までに3万6269人に急増し、ニューカマーの一角を占めた。

一方、刑法犯も1990年の26件(14位)・18人(15位)から1170件(4位)・386人(3位)に急増した。日系ペルー人を装うために偽造旅券を使って入国しようとするペルー人(25人)が現れ、1995年の不法残留者は1万4693人(5位)に及んだ。

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