ジョン・カサヴェテス監督・脚本。1980年に公開されたアメリカ合衆国のアクション映画。テレビ東京で時々、放映されます。去年もお昼のロードショーで放送されました。
ジーナ・ローランズのかっこよさ、映画衣装に積極的でなかったエマニュエル・ウンガロが提供しています。ブランドとして全盛期でローランズが着こなしています。
モデルとは比較にならない重厚な魅力で、80年代のニューヨークは治安最悪で、荒廃していました。その街並みを駆け抜けます。
リュックベッソンの「レオン」が影響を受けているといわれます。1999年にシャロン・ストーン主演でリメイクされていますが、これは最悪レベルの評価で酷評されています。
ヴェネツィア国際映画祭金獅子賞を受賞。ローランズは第38回ゴールデングローブ賞のドラマ部門主演女優賞および、第53回アカデミー賞の主演女優賞にノミネートされた。
ニューヨーク。会計士のジャックは、ギャング組織の会計を担当しながら、会計情報をFBIなどに提供しており、それが組織に露見したために一家ごと消されようとしていた。
ある日、ジャック一家が隠れ家として逃げ込んだサウス・ブロンクスの安アパートをギャングが探り当て、制裁のために踏み込んでロビーに居座り、見回りの警官の目が手薄になるのを待つばかりとなっていた。
観念したジャックは、たまたまコーヒーの粉を借りに一家の部屋を訪ねて来た隣人の独居女性、グロリア・スウェンソンに、6歳の息子・フィルを預かるよう頼み込む。子供嫌いを公言するグロリアは断ろうとするが、ただならぬ雰囲気を感じ取り、思わずジャックの突然の依頼を聞き入れてしまう。
ジーナ・ローランズは、1930年6月19日生まれですから、93歳です。夫はジョン・カサヴェテス監督です。
さすがに引退していますが、2010年の80歳まで現役を続けていました。最後の出演は人気テレビシリーズ「NCIS:ネイビー犯罪捜査班 シーズン7 第16話『母の日』、63才の婚約者役です。
キャリアの長い女優ですから多作です。代表作は「グロリア」「こわれゆく女」。いずれも夫のジョン・カサヴェテスが監督しています。
「こわれゆく女」(A Woman Under the Influence)
1974年のアメリカ合衆国のドラマ映画。監督はジョン・カサヴェテス、出演はジーナ・ローランズとピーター・フォーク。
心のバランスを崩した妻と彼女を見守る夫の夫婦愛を描いている。主演のローランズが、第32回ゴールデングローブ賞の主演女優賞 (ドラマ部門)などを受賞している。
1990年にはアメリカ国立フィルム登録簿に登録されている。インディペンデント映画製作者のパイオニアであるジョン・カサヴェテスが芸術の頂点に立っている姿を見ることができる、と批評家から高い評価を受けています。
『きみに読む物語』(原題: The Notebook)晩年の作品
2004年に公開されたアメリカ映画。1996年にニコラス・スパークスが発表した小説、及び原作を映画化。第9回ゴールデン・サテライト賞助演女優賞:ジーナ・ローランズ。
若い時を演じたライアン・ゴズリングとレイチェル・マクアダムスが注目をされた映画です。ローランズも認知症の女性を演じています、このとき74歳です。
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