アメリカのドキュメンタリー映画。

本&映画
「FED UP」2014年
Fed Up 2014
YouTubeではドキュメンタリーが無料でアップされてます。探しましたけど、日本語はありませんでした。

南部や中西部に住む、4人の子供を追いかける内容。アメリカの子どもの3分の1は肥満。あるいは内蔵脂肪が多い隠れ肥満。さらにその内の3分の1は糖尿病か予備軍だと言います。

その原因が「食べ過ぎと運動不足にあるのか」というと「ちがう」ということをこの映画は説いています。加工食品に潜んでいる糖質のせいで人は中毒症状を起こし、過食になっていく。でも実際には栄養が足りていなくて飢餓感は取り除けない。だからもっと食べる。肥満の連鎖が止められず、苦しむ人が後を絶たない。その原因を作り、暗躍するのが巨大食品産業です。

大統領夫人のミシェル・オバマが『Let’s move』子供の肥満撲滅キャンペーンも完全に骨抜きに。財政難につけ込み、学校給食を加工食品と糖質漬けにしていく、挙句の果てには議会で「ピザは野菜である」って採決されてしまう。

Food Inc 2011年
Food, Inc. – (Full Movie Documentary)

2008年のアメリカ映画で、アメリカの食品産業に潜む問題点に切り込んだフード・ドキュメンタリーである。広大な農場に散布される農薬、遺伝子組み換え問題など、大量生産低コストの裏側にあるリスクを伝え、オーガニック・フードの本当の価値を訴えている。

監督でプロデューサーでもあるロバート・ケナーが6年もの歳月をかけて作り上げたフード・ドキュメンタリー。そのテーマは「食糧生産」。今アメリカで食糧がどのように作られ、消費者の所まで届いているのかを映像に収めています。

アメリカの食糧生産における2つの「行き過ぎ」です。そのひとつは生産量の過剰、アメリカの食糧生産は、たとえば牛肉をとると、いろいろな牧場で育てられた牛が広大な敷地を持つ生産工場に集められ、そこで超高速のラインに乗って処理されていきます。それはまさに食糧工場、効率だけを求め、すごいスピードで肉が生産されていきます。

もうひとつの行き過ぎは価格。大量生産のシステムに加えて、コーンなどは政府の補助金によってありえないほど安い価格で売られています。

そして、この牛肉の大量生産とコーンの価格破壊によって生まれるのが食中毒なのです。本来、草を食べるはずの牛がコーンを食べることで牛の内臓には負担がかかって、抗生物質などを飲ませることになり、その結果O-157などの危険な大腸菌を持つようになります。そして超高速ラインで完全に消毒されないまま消費者の手に渡り、それが食中毒を起こすのです。さらに、それに対する政府の無策ぶりもあってアメリカの食の安全は根本から揺るがされることになってしまいます。

Project NIM
PROJECT NIM | Official Australian Trailer

YouTubeではありませんでした。アマゾンプライムやネットフリクスで見られます(2018年)。終了していても格安で中古DVDが販売されています。

『プロジェクト・ニム』(Project Nim)ジェームズ・マーシュ監督による2011年のドキュメンタリー。第84回アカデミー賞長編ドキュメンタリー映画賞のノミネート候補15作品に選ばれている。 チンパンジーの遺伝子は、人の遺伝子と97%が同じ。遺伝子的にはほぼ一緒。野生のチンパンジーは通常、4歳まで母と一緒に過ごし、母乳を飲み、夜も母と一緒に眠る。しかし、生まれて間もないNIMは、実験のため生後2週間で母から離され、人間に育てられ、人間と同じように生きる生活するようになる。

コロンビア大学のテラス博士による「Project NIM」として研究が始まる。
最初は子沢山の女性ステファニーに育てられる。母乳を与え育ててくれる彼女を本当の母親と認識するようになる。

チンパンジーの声帯では言葉を発することができない。NIMには手話を教え、言葉を覚える。人間と同じように家族の中で過ごし、遊びながらNIMは手話を覚えていく。しかし、母親として育ててくれたのステファニーが研究記録を取る作業を放棄したために、新しい母親を探すことに。

新しい環境は、コロンビア大学施設内。そこで人間と同じように洋服を着て、テーブルでスプーンを使って食事する。更におむつやトイレトレーニングまで教えられる。ここで2年生活をともにしたNIMの母親役に、心を許し人間生活を覚えていく。
しかし、NIMの母親役が大学院進学のためにいなくなる。別れを察したNIMは、襲いかかってしまう。母親役がいなくなり、NIMは凶暴化します。その後研究員に育てられますが、襲いかかってしまう。手に負えなくなり、博士はプロジェクトを終了する。

プロジェクトが終わったことで、NIMは霊長類センターに返され、折の中で生活を強いられる。今まで人間として、服を着て、テーブルで食事をしていたのに。

衰弱していくNIM、霊長類センターで働く研究員ボブが、NIMを救おうと毎日森に連れ出し、野生の姿を取り戻させるために、NIMと向き合う。NIMも心を開き信頼関係を築いていきます。しかし、ボブと信頼関係が築けたころに、霊長類センターは経営悪化で、NIMは新薬の実験施設に売られてしまう。

ボブはNIMを救うべく、たくさんのメディアに取り上げられ、救出に成功しますが、まだ学生のボブはチンパンジーが暮らせる施設を確保していなかったため、いろいろな動物を保護している牧場に飼育される。

群れで生活するチンパンジーにとって、孤独でストレスの日々を送る。母乳を与えてくれた母親役のステファニーが面会したときには、襲いかかってしまう。ボブの働きかけによって、牧場もパートナーとしてメスのチンパンジーを招きます。

ボブは牧場から、面会を拒否されてしまいす。10年の歳月を経ち、NIMとくらいしていたメスのチンパンジーが先立ちます。牧場の経営者が変わり、再会を許されたボブは会いに行きます。NIMは人間不信に陥り、他の人たちや動物たちが襲われる中で、ボブも久しぶりにNIMに会うのに緊張します。

でもNIMはボブと会うと

とても喜んで「遊ぼうね」と手話で伝えてきたのです。

残念ながらボブの保護施設ができる前にNIMはなくなります。人間の勝手な都合で翻弄される姿に、考えさせられる映画ですが、それ以上に、すごく感動的で、素晴らしいドキュメンタリーです。「猿の惑星ジェネシス」のモデルにもなっています。

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