食に関するドキュメンタリー映画。

映画

 

食の選択/ Food Choices 2016年

監督(Michal Siewierski)人類の健康への悪影響はおろか、気候変動の原因も食の選択にあると訴え、独自の視点で考えさせるドキュメンタリー映画。野菜と果物以外の短所を述べた後に菜食主義の素晴らしさを述べているドキュメンタリー。ちょっとくどいし、菜食主義万歳すぎるのでいい内容も胡散臭く思えてくる。菜食主義は欠点や短所はないらしい。

肉や魚を排除し植物系のものだけを食べる「plant-based diet」を紹介するドキュメンタリー。何十人もの信者に取材し、その利点を力説している。一番の論点は、人間の体に必要とされる全ての栄養素を植物だけで摂取できるのかどうかということ。この映画では、ビタミンB12以外の栄養は全て網羅できると断言。乳幼児への牛乳すら不要と言い切る。

野菜や果物は農薬を使って栽培されてるから人体に危険なのではという意見については、そんなの洗って食べればいいじゃんと一蹴。肉や魚に含まれる有害な成分(水銀とか)と比較したら微々たるものらしい。さらに、植物の栽培は持続可能(sustainable)なのに対し、牛や豚や鶏を飼育するために必要な土地と餌と労力が地球環境に与える悪影響は計り知れない。

 

FED UP 2014年

南部や中西部に住む、4人の子供を追いかける内容。アメリカの子どもの3分の1は肥満。あるいは内蔵脂肪が多い隠れ肥満。さらにその内の3分の1は糖尿病か予備軍だと言います。

その原因が「食べ過ぎと運動不足にあるのか」というと「ちがう」ということをこの映画は説いています。加工食品に潜んでいる糖質のせいで人は中毒症状を起こし、過食になっていく。でも実際には栄養が足りていなくて飢餓感は取り除けない。だからもっと食べる。肥満の連鎖が止められず、苦しむ人が後を絶たない。その原因を作り、暗躍するのが巨大食品産業です。

大統領夫人のミシェル・オバマが『Let’s move』子供の肥満撲滅キャンペーンも完全に骨抜きに。財政難につけ込み、学校給食を加工食品と糖質漬けにしていく、挙句の果てには議会で「ピザは野菜である」って採決されてしまう。

 

Food Inc 2008年
2008年のアメリカ映画で、アメリカの食品産業に潜む問題点に切り込んだフード・ドキュメンタリーである。広大な農場に散布される農薬、遺伝子組み換え問題など、大量生産低コストの裏側にあるリスクを伝え、オーガニック・フードの本当の価値を訴えている。
 
監督でプロデューサーでもあるロバート・ケナーが6年もの歳月をかけて作り上げたフード・ドキュメンタリー。そのテーマは「食糧生産」。今アメリカで食糧がどのように作られ、消費者の所まで届いているのかを映像に収めています。

アメリカの食糧生産における2つの「行き過ぎ」です。そのひとつは生産量の過剰、アメリカの食糧生産は、たとえば牛肉をとると、いろいろな牧場で育てられた牛が広大な敷地を持つ生産工場に集められ、そこで超高速のラインに乗って処理されていきます。それはまさに食糧工場、効率だけを求め、すごいスピードで肉が生産されていきます。

もうひとつの行き過ぎは価格。大量生産のシステムに加えて、コーンなどは政府の補助金によってありえないほど安い価格で売られています。

そして、この牛肉の大量生産とコーンの価格破壊によって生まれるのが食中毒なのです。本来、草を食べるはずの牛がコーンを食べることで牛の内臓には負担がかかって、抗生物質などを飲ませることになり、その結果O-157などの危険な大腸菌を持つようになります。そして超高速ラインで完全に消毒されないまま消費者の手に渡り、それが食中毒を起こすのです。さらに、それに対する政府の無策ぶりもあってアメリカの食の安全は根本から揺るがされることになってしまいます。

 

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