「まいばすけっと」深夜の品出し仕事。

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「まいばすけっと」は深夜にトラックが巡回をして、生鮮食料品以外の荷物を搬入します。

店の大きさによりますが、カート3台から8台程度です。8台の店は1時間以上かかりますが、3台なら30分もかかりません。飲料の補充が大変ですから、肉体労働で夏は大変です。

「まいばすけっと」の出店の仕方は、ドミナント戦略を忠実に実践しています。利益が見込める地域に集中出店していますので、徒歩圏内に同じ店がある状態になります。色々メリットは有ると思いますが、一番は物流コストの削減ですね。

深夜帯に大抵のことを済ませれば、昼のオペレーションは簡潔になりますし、セルフレジが本格的になれば、最低限の人員配置で済みます。いずれコンビニも無人になる日は近いかもしれません。

コースが決まっており、3店舗ないし4店舗を開店の時間までに済ませます。開店の時間近くになると、生鮮食料品のトラックが来てしまうので、それまでに済ます必要があります。

店の閉店時間が深夜0時なので、朝5時くらいまでの労働時間です。アルバイトとしては非常に効率が良くて人気のアルバイトです。が、肉体労働なので、入れ替わりはある程度あります。副業にはいいかもしれません。週末の金土日は人気があります。

自転車や徒歩で納品トラックを追いかける形ですので、雨が降ると結構大変ですね。うるさいことを言う人もいませんので、黙々と品出しをするだけですので、コミュニケーションを取りたくない人はいいかもしれません。

コンビニ以上に、出店と閉店を繰り返す店なので、コースは頻繁に見直しが行われます。競争の激しい首都圏で拡大しているので、フレキシブルな展開ですね。ライバルとなるコンビニやローソン100のようにフランチャイズではないので、オーナーのことなんて考える必要もないですからね。

治安の悪い川崎は、注意が必要かもしれません。酔っ払いが店開けろ!とドアを叩きまくったりするのはよくあることです。

トラックの待ち時間が発生すると、周辺で時間を潰すしかありませんが、絡まれたリ、職質を受けます。1時間くらいと思って、自転車の籠に入れたりしていると、100%ありません。最悪です。

ドミナント戦略

ドミナント戦略を成功させるには、利益が見込める地域に集中出店する必要があります。候補エリアの立地調査をしっかりと行った上で、出店エリアを選び、出店計画を立てること

特定地域に店舗を集中して出店することで、住民が店舗を目にする機会が多くなります。それがブランドや会社名の知名度を上げることにつながり、また、複数の店舗があることで安心感も与えられます。また、店舗自体が広告代わりになるので、宣伝広告費を抑えられるのもメリットです。

ドミナント戦略では徹底したエリアマーケティングを行うため、特定地域への理解が深まります。そのため、商品戦略、価格戦略なども立てやすいです。地域を限定するため調査しやすく、出店計画も立てやすいため、効率的な複数店舗の出店が可能になり、スムーズな利益アップにつながります。

物流コスト削減

孤立店舗が多く、店舗間が離れていると、商品の配送に時間がかかります。しかし、特定地域内に集中的に出店すれば一度の配送で多くの店舗を回れるため、物流コストを削減できます。スーパーマーケットやコンビニなど食品を扱う店舗の場合、品質を保って商品を届けられることもメリットとなる。

セブンイレブンが有名ですが、局地戦という意味ではイオンのほうが優れていて、大胆です。オーナーがいない直営店ですから、そのへんの違いが大きいかもれしれません。

2021年2月期決算では、対前期比16.4%増の伸びを示し、売上高は2000億円の大台を突破。売上高2000億円といえば、ロピア(2021年2月期売上高2068億円)いなげや(2021年3月期単体売上高2139億円)と比肩する規模となる。

まいばすけっとは、首都圏のマーケットにおいて一定の影響力を持ちつつあります。スタートから15年で1000店舗を達成していますが、ペースは落ちるにしても2000店舗ぐらいの拡大は見込んでいるようです。

 

 

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