米マック O157で死者 スライスオニオンが槍玉に

社会考察

日本のテレビ業界では、マクドナルドは超優良な顧客であることから、ほとんど報道はされていないが、深刻な食中毒問題が発生しているようです。2024年10月29日

米マクドナルドで客足遠のく、腸管出血性大腸菌の集団感染後に販売減

スライスした生玉葱がO157に感染して死者が出たという。

思い出されるのは、1996年大阪で発生した「カイワレ大根 O157 事件」ですが、これは冤罪でかいわれ大根が原因ではありませんでした。

被害が大きさから、マスコミの騒ぎ方は異常な状態でした。児童7892人を含む9523人が罹患し、3人の児童なくなった。

O157の原因は牛肉です。

この事件も原因は十分に火が通っていない輸入牛肉でした。そもそも、カイワレ大根には腸がありません、腸管出血性大腸菌O157の原因になるわけがありません。

ただ、牛の腸に保菌され、糞便を利用した堆肥で農地が汚染され、そこから採れる野菜が汚染されている例も国内で報告されています。井戸水なども要注意です。

マスコミが大騒ぎしたおかげで、次亜塩素酸ナトリウムを用いた衛生管理が推奨されるにいたります。この時点では強制ではありません。

白菜の漬物でも

2012年8月、北海道・札幌にある岩井食品の製造する浅漬け製品「白菜きりづけ」による病原性大腸菌の集団食中毒事件が発生、最終的に169人が発症、8人が死亡する事態となる。

結論は、衛生管理が行き届いていなかったというもの、感染経路はわかりません。消毒の甘さや器具の杜撰な扱いは判明しますが、どこから?という根本はわからずじまい。

この事件は控えめな報道でした。浅漬の感染が相次いだためか「日本の発酵食品文化をだめにする」と騒ぐところも。

繰り返しますが、O157の感染源は牛肉です。冷凍でも菌は死滅しない。そこから衛生管理などの甘さで違う食材や調理器具広がります。

米マクドナルドのO157感染も生のスライス玉葱ということがアナウンスされているため、このケースだと思われます、が、牛肉を扱うマクドナルド、クォータパンダーという厚みのある牛肉を使う商品だけというのも、額面通り受け止めていいのか、詳細が待たれます。

米マクドナルドは、物価上昇により客離れが起こり、低価格メニューで巻き返しを図っていた。価格を下げ低価格戦略は利益を圧迫する、それでも客の引き戻しは成功していた。それがこの食中毒で吹き飛ぶ形に。

 

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