横浜鶴見区で起きた雀荘7名焼殺事件 (1999年)

社会考察

1999年5月23日で起きた横浜・マージャン店7名焼殺事件。

この事件は色々噂された事件ですが、真相は闇に。放火事件として7人もの命を奪った事件にもかかわらず、誰も思い出せないくらい忘れ去られています。現場となった建物は、現在もスナックとして使用されています。

噂というのは「経営者が暴力団と揉めていた」という情報があったため、偽装による事件などでは?というもの。現場は、鶴見川沿いで、北朝鮮系の付近に施設もあったため囁かれましたが、単なる経営者と雇われ店長の感情のもつれで解決されました。

雀荘の経営者は、つながりが深いと言われています。この事件でなくなった経営者も外国車を乗り回し、近所ではかなり有名な存在だったと言われます。特に川崎では、雀荘、スナックなどのが組の事務所と使用されていた時期がありました。

古からの雀荘は、僅かな常連客で成り立つといわれ、金銭的なやり取りも行われています。川崎ではノミ屋と併設して、かつては存在していました。

全焼したわけではないので、建物は現在も使用されています。

この付近、鶴見川を挟んだエリアで、渡ると鶴見でも沖縄色が強い土地となっています。ほぼ川崎と言っていいかも知れません。事件現場は、京急の鶴見駅の徒歩圏ですが、橋を渡ると潮田町となり、さらに奥の方に進むと、かつてあった屋内プール「ワイルドブルー横浜」があった工場地帯でした。

関東の辺境(タモリ倶楽部)などと言われます。マンションなど少し値段が割安になっているため、広さもあることから魅力的に移りますが、特になんの工場があって、土壌汚染のデータを開示されているなど、入念に情報を集めることおすすめします。

  • 午後4時ごろ、横浜市鶴見区中央のマージャン店「リーチ麻雀ミナミ」から出火。25分後に鎮火されたが、店舗兼住宅330㎡のうち、1階の店舗部分40㎡が焼けた。焼け跡からは経営者、店長、客ら6人の焼死体が見つかり、2人が重傷。さらに重傷者のうち1人も翌日死亡した。

    負傷した人の証言から、焼死した店長・菅原勝雄(55歳)がガソリンを撒いて火をつけたということがわかり、菅原が近くのガソリンスタンドでガソリンを購入していたこともわかった。

    菅原は同じく焼死した経営者・山本孝さん(51歳)から無断で勤務を休むなどしたため「給料を減らす」などと言われており、菅原は「自分が死ぬ時は社長も道連れだ」と漏らしていたという。放火直前には口論となっていた。

    捜査本部は放火殺人と断定し、被疑者死亡のまま菅原を書類送検した。

この事件を切っ掛けに、ガソリンスタンドで、ポリ容器での販売が厳しくなりましたが、法律ので規制するまでには至りませんでした。4年後に発生した、2003年の名古屋立てこもり放火事件後に携行缶以外のポリタンクなどへのガソリンの販売は禁止されます。

1980年・新宿西口バス放火事件、1984年・夕張保険金殺人事件、2000年・宇都宮宝石店放火殺人事件、2017年・日立妻子6人殺害事件と並ぶ死者数。

神奈川県横浜市・鶴見は寺尾などの高級住宅街もあり、私立のお嬢様学校や名門校もありますが、鶴見川を超えた潮田・小野町あたりになりますと、治安は決して良くはありません。川崎と似たような感じとなります。

 

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