「ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命」2017年の作品です。
1963年11月22日に起きたジョン・F・ケネディ大統領の暗殺事件を、ファーストレディだった“ジャッキー”ことジャクリーン・ケネディの視点から描くドラマ。「ブラック・スワン」のダーレン・アロノフスキーが製作を手がけた。
Amazon Prime Videoで鑑賞しました。有料で見なくても良かったかな。
史実を追うことに重きを置いたのか、大統領暗殺という衝撃的な内容ながら淡々と進みます。夫を殺された妻の気持ちを知るための映画という感じですね。
ケネディ大統領の暗殺から葬儀までの4日間。夫の死後直後なのに、葬儀の仕切りや次期大統領の就任式やホワイトハウスからの退去やら対応に追われる中での葛藤ですね。
大統領が撃たれる瞬間が生々しく再現されており、悲惨さを感じられる展開となっています。本物の過去の映像を組み合わせながら進めていきます。
ナタリーポートマンを見る作品です。1960年代のファッション、ケネディ大統領、こういったことに興味がないと全く面白くない映画です。安倍首相の暗殺と夫人が重なるような感じもして、少し悲しい思いがよぎります。
個人的には、この作品に晩年は描かれていませんが、彼女は1994年に、悪性リンパ腫で亡くなっています。64歳でした。私も同じ病気を患っていまして、その検索で引っかかったんですが、シンパシーを感じ、心を惹かれます。
1961年1月20日にアメリカ大統領に就任したジョン・F・ケネディは43歳であり、ジャクリーンも31歳でファーストレディとなった。しかし、わずか2年10カ月で夫が暗殺されて彼女はホワイトハウスを去った。
5年後の1968年秋にギリシャの大富豪アリストテレス・オナシスと再婚し世界を驚かせた。オナシスとの死別後、ジャクリーンはニューヨークに移って編集者としての人生を歩んだ。
彼女は単なる大統領夫人という枠を超えて、1960年代から1980年代にかけてファッションアイコンとして世界の女性の憧れとなった。
特にケネディ大統領が撃たれた時に彼女が着ていたピンクのシャネルのスーツにピルボックス帽の組み合わせは時代を象徴するファッションとして人々の記憶に残っている。1994年に死去し、元の大統領夫人としてアーリントン国立墓地のジョン・F・ケネディの墓の横に埋葬された。
ダラスに到着した大統領夫妻(1963年11月22日)、ジャクリーンはピンクのシャネルのスーツにピルボックス帽をかぶっている。
機内で行われたジョンソン副大統領の宣誓に立ち会うジャクリーン(その服にはまだ夫の血がついていた)(1963年11月22日)
ケネディ大統領の国葬に参列するジャクリーンと遺児たち(1963年11月25日)
1994年5月19日、リンパ腫で亡くなっています。病気が見つかってから、4ヶ月の短い闘病です。調べてもリンパ腫の種類はわかりませんでした。
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