2020年に「多目的トイレ不倫」が報じられたアンジャッシュ・渡部建の釈明会見にも参加しており、自身も不倫のさなか厳しい質問をぶつけていたことになる。
上路雪江は、フジテレビの地方局・岩手めんこいテレビのアナウンサーとして1998年に入社。系列のIBC岩手放送の局員と結婚し、2001年に第一子を出産したのを機に退社した。上京後は大手芸能事務所所属(ホリプロ)のフリーアナウンサーに転身しています。
今回は堂々とした不倫が写真週刊誌に取られ、見苦しい言い訳と過去に俳優を厳しく追求していたことが致命的になっていますが、野球ファンにとっては、2019年のイチローの引退会見が印象的だったと思います。もちろん不快な女として。イチローに「バカですよね?」と苛立ち混じりの回答をさせたことが代表作でしょう。
イチローの最後の試合、引き揚げる際、先発した菊池雄星投手と言葉を交わしたことについて、どんな会話をしたのかを質問します。
イチローは「プライベートなことなので」と濁しても、上路は『秘密ということ?』と食い下がりました。イチローは『そりゃそうでしょう。2人の会話だから。しかも僕から声を掛けているので。それを僕から『こんなことを僕が言いました』って……バカですよね?』と。
その後も、TBSの朝のワイドショー『グッとラック!』でもトラブルを起こしますが、トカゲの尻尾のように切り捨てられます。
2022年7月22日放送。新型コロナウイルスのクラスターが起きた東京都足立区のフィリピンパブを上路レポーターが取材したときのこと。「話を聞くだけ」という約束だった取材相手の発言を放送してしまいます。取材相手は番組に抗議し、8月3日の放送で同局の国山ハセンアナが謝罪した。
現場でディレクターの指示通りに取材しただけですが、彼女だけ責任を取らされるかたちで番組を降板します。担当ディレクターはお咎めなし。
こういうことをする体質の組織はつけ込まれます。責任をかぶるかたちで恩を売り、ほとぼりが冷めたら仕事をもらう、フリーならではの悲哀ですが、したたかさを持ち合わせているようです。
ワイドショーのリポーターは誰でもできる仕事といえます。優れた取材力が必要なわけもでなく、優秀さは必要な要素ではありません。48歳という年齢で、仕事を継続的に得るには、権力を持つものに、枕営業的なもの含めすり寄るか、弱味、借りを作るという手段しかありません。
不倫関係は7年ほど前から噂されていたといいますから、それなりのことを行っていたと想像はできます。持たざるものが体を張ることは、別に悪いことではないと思いますが、周囲への気遣い、警戒が怠ったのは彼女の致命的なところでしょうか?非正規の悲哀を感じなくもありません。
不審に思うスタッフが多かったといいますから、嫉妬、妬みは内部告発と言うかたちになるのは必然です。もちろん外部に。ゴゴスマは身内の不祥事が起きても黙殺することで知られています。
TBS系列の名古屋にある地方局ですが、2022年12月にアナウンサーが組合費を横領する不祥事を起こしています。これも不思議な事件で、一切報道をしませんでした。
横領着服を行ったのは、人気があった江田亮アナ。労働組合の4000万円を不正に引き出し、投資に使っていた。投資の才があったようで、溶かすことなく1000万の利益を出していた。最終的に自主退職していますが、利益分は返済しなかったようです。3年で1000万の利益と補導されていますからかなり優秀です。
このところTBSは、小さな不祥事が目につくようになってきました。同時に隠蔽体質も露呈しています。
2023年1月12日放送の『news23』。JA職員による共済自爆営業に関する報道で、内部告発した証言者のプライバシーが守られなかったことで、身バレ→退職に追い込まれるという事態に。
インタビュー映像のモザイクや音声加工が杜撰だっということですが、本当かな?という疑問もわきます。なにせ日本を揺るがした「オウム真理教事件」では教団に映像を見せるかたちで、情報提供ををした事実がある放送局です。
農協から問い詰められて教えたのでは?流石にこれはないにしても、やりかねない組織体質です。「報道被害」認めて謝る気はないようですし、時間経過で逃げ切る感じです。
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