【バナナ】白血病に予防効果がある貴重な果物。

癌予防

ガンの一種である白血病は、異常なリンパ球が増殖する病気です。ラボでの研究により、バナナに含まれるレクチンには、白血病化したリンパ球の増殖を防ぐ効果がある可能性が示された。

フリーラジカルと呼ばれる不安定な分子が体内で増えると、細胞にダメージを与え、ガンに結びつく可能性があるとされている。これに対して、レクチンは抗酸化物質であるため、フリーラジカルを除去する働きがある。また、バナナはビタミンCも多く含むが、こちらもレクチン同様、抗酸化作用に優れる栄養素です。

免疫力

免疫力の低下は、加齢や睡眠不足、ストレス、疲労、無理なダイエットや偏った食事による栄養不良などでおこります。免疫細胞はたんぱく質からできており、細胞が正常に働くには糖質やビタミン、ミネラルが必要です。

これらの栄養素が不足すると、自然免疫と獲得免疫のいずれもの機能が低下することが知られています。バナナには免疫細胞のエネルギー源になる糖質が多く含まれるだけでなく、たんぱく質の代謝に必要なビタミンB6やビオチンが多く含まれています。

ビタミンB6は免疫細胞の活性化に必要な生理活性物質(サイトカイン)を分泌に関わり、ビオチンは細菌やウイルスが侵入したときに起こる炎症を抑える物質の生成に関わります。

バナナに牛乳やヨーグルト、豆乳などたんぱく質が多く含まれる食品と組み合わせることで栄養バランスを整えることができます。

また、免疫力の維持にはβ-カロテンやビタミンC、ビタミンEなどの抗酸化ビタミンの働きも重要です。バナナにはこれらの抗酸化ビタミンも含まれています。

ビタミンB群やビタミンCは水溶性のため、洗う、切る、加熱するなど調理によって失われやすいのですが、バナナは皮をむくだけなので、それらのビタミンをしっかりとることができるため、忙しい朝やおやつにも手軽に栄養補給できます。

免疫細胞は腸の粘膜に多く存在し、腸内細菌によってコントロールされています。腸内細菌の中でも善玉菌が優位の状態をつくり、腸内環境を良好に保つことで免疫力が維持されます。

腸内環境を整えるには、ヨーグルトや味噌、漬物などの発酵食品に含まれるビフィズス菌や乳酸菌などの善玉菌と、善玉菌の働きを活発にする食物繊維やオリゴ糖をとることが効果的です。

日本人の食物繊維の目標摂取量は男性で21ℊ以上、女性で18ℊ以上(日本人の食事摂取基準2020年版:18~64歳の値を参照)ですが、国民健康・栄養調査(平成30年)の結果によると、20歳以上の平均摂取量は15.0gとやや不足しています。

バナナには食物繊維とオリゴ糖が多く含まれ、食物繊維は1本で1.1ℊもとることができるため、腸内環境を整えるのに役立ちます。また、バナナのオリゴ糖は追熟や加熱によって増加します。「焼きバナナ」や「ホットバナナミルク」に。

白血病など血液のがん以外は注意が必要かも。

私の場合、リンパ腫の寛解状態で、再発を予防している状態です。治療に伴って全身の放射線治療などを経験しているので、他のがんの発生も警戒する必要があり、予防は欠かせません。寛解状態で食事の制限はありませんが、抗がん剤治療を受けている場合、注意が必要かもしれません。

がん細胞は糖質をエネルギーとします。

治療中は、糖質を摂らないケトン食、糖質を避けているのが大切です。が、時と場合によります。バナナは糖質が多い食品ですが「免疫システムを活性化させ、がん予防・治療効果も期待できる」と発表されています。すべてのがんにあてはまるのか不明です。大腸系のがんには良くないようなことも聞いたことがありますので、担当医に聞いてみてください。

免疫力が高めるのは事実で、体内で発生したがん細胞などによる攻撃から身を守り健康な身体の維持につながります。その免疫システムに大きな役割を果たすのが「白血球」です。

抗がん剤治療を行われた方は、わかると思いますが、白血球の数値が極端に下がります。数値が低いと治療ができないことは、治療を中断することはよくあることです。

白血球は、免疫細胞ですから、活性化し免疫力を高めたいところです。バナナには効果が認められています。煙草も一時的に白血球の数値をあげますが、これは絶対にだめです。

マウス実験では、バナナ液をマウスに注射し白血球の変化を調べたところ、接種しないマウスに比べ、白血球の働きが質的に強化されたことを示すTNF(腫瘍壊死因子)産出量が100倍以上に増え、白血球の数も20倍増加しています。

マウスの実験ですの人間には当てはまりませんが、白血球の増加に効果があることは疑いようがありません。

抗がん剤効果の観点からは、バナナには腫瘍壊死因子(TNF)を含まれています。腫瘍細胞を壊死させるタンパク質で、悪性細胞に作用するものです。また、白血球や抗酸化物質の増加を促し、腫瘍や異常細胞の成長を抑えるのに重要な体の免疫力を高める効果もあります。

がん治療を行っていると極端に痩せてしまいます。食欲の低下により、タンパク質も十分に摂れないとためです。糖分は餌になるからいけないと言われていますが、抗がん剤治療中の栄養が十分に摂れない中で、そんな事は言ってられません。がん細胞と戦ってくれる免疫細胞も戦いに敗れ、がん細胞ん侵食されてしまいます

バナナの糖質は考えなくていいと思います。糖質と共に、良質のタンパク質も多く摂れる果物です。その他、栄養も豊富に摂れる食材です。ただ、がんの種類によっては危険があるかもしれませんので、くれぐれも担当医の方と相談してください。

カリウム

1本あたり、360ミリグラム。カリウムにはナトリウム(塩分)を排泄する役割があり、高血圧やむくみの解消、運動中に筋肉がけいれんするのを防ぐ、などバナナを摂取することで様々な効果が期待出来ます。

ポリフェノール

赤ワインや緑茶に多く含まれている成分ですが、バナナにもポリフェノールは含まれています。 熟したバナナほどポリフェノールの含有量が高いので、熟してシュガースポットが出てきたバナナがおすすめです。「強い抗酸化作用があり、活性酸素を取り除く」働きがあり、生活習慣病の予防にも効果が期待できます。

アミノ酸

セロトニンは脳にある神経伝達物質の一種で、アミノ酸であるトリプトファンから合成されて体内で作られます。 トリプトファンは、バナナに多く含まれていますが、他の果物にはほとんど含まれていません。「神経を落ち着かせる」「睡眠を促す」などの働きがあります。

 

食べ過ぎには注意です。

バナナにはシュウ酸が多く含まれています。 尿路結石の多くは「シュウ酸カルシウム結石」と呼ばれ、シュウ酸を原因に発症します。1日1本。小ぶりなら2本。それ以上はやめときましょう。

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