無登録で外国為替証拠金取引（FX）の投資を仲介したとして、シンガポールが拠点の「スカイプレミアムインターナショナル」社の幹部4人が有罪判決を受けた事件。

この詐欺会社のNo.2、海外に雲隠れしていた最高財務責任者・西田善太（ぜんた）容疑者（51）。容疑は金融商品取引法違反（無登録営業）。

スカイ社は無登録営業で摘発された法人では過去最大規模の約1350億円を集め、大半の金の行方が分かっていない。

すでに逮捕されているのは、最高経営責任者（CEO）斎藤篤史・容疑者（45）、国内営業責任者・水島忍・容疑者（59）、勧誘を統括・高瀬正志・容疑者（53）、田中雅祥・容疑者（41）。

未登録で海外のFX業者と契約を仲介したというもの。

スカイ社は13年に設立され、500人以上の勧誘営業員がいたとされる。福岡地裁は7月、幹部4人に執行猶予付きの懲役刑、罰金刑が言い渡され、確定している。

ネット情報では、この西田が実質の責任者で、闇バイトで集めた勧誘員が多いことから、暴力団に資金が流れている可能性もあるようです。(定かではありませんが、九州の組織・道仁会の名前が上がっている)

よくある手口としては、海外FX業者に口座を開設させ、契約した人の取引に応じてマージンがはいるというものだが、スカイは商品として販売していたらしく、資金運用されていたかは不明、ポンジスキームの可能性も高いよう。 　

FX投資なんてものはありません。すべて詐欺と思ったほうがいい。「日本は衰退している」「老後資金は海外で運用」と大きな声で言う人達には注意が必要です。

為替取引を商品している代表的なものとしてヘッジファンドがありますが、億単位の種銭と人脈が必要です。高利回りで運営している場合もありますが、それでも破綻している。