指定暴力団住吉会系組員らの特殊詐欺グループと協力し、高齢者から現金などをだまし取ったとして、警視庁暴力団対策課は31日までに、詐欺と窃盗の疑いで、いずれも指定暴力団稲川会系組員の玉川蓮(23)=住居不詳、鈴木心(23)=横浜市鶴見区本町通=両容疑者を逮捕した。
同課は認否を明らかにしていない。
同課によると、玉川容疑者は特殊詐欺の詐取金を受け取る「受け子」グループのトップ、鈴木容疑者は受け子らを集める勧誘役だった。
玉川容疑者は交友のあった住吉会系組員、宮沢幸矢被告(24)=詐欺罪などで公判中=が運営する「かけ子」グループの依頼を受け、受け子の仕事を請け負ったとみられる。
宮沢被告は自身の配下にも受け子グループを抱えていたが、同課はメンバーの逮捕で自身の関与が発覚することを恐れ、玉川容疑者に仕事を「外注」した可能性があるとみて調べる。2024/10/31
東京の住吉会が「かけ子」、神奈川県の稲川会が「うけ子」と分業したようです。稲川会側の取り分が4割だったという。住吉会と稲川会は川崎を挟んで、抗争を繰り広げている組織。この分業は少し驚き。
これまで、半グレが特殊詐欺を仕切って、暴力団には上納するだけといわれていたが、、この逮捕で、暴力団が組織的にかかわっている可能性も出てきている。
2022年4月から約1年1カ月の間、このかけ子グループが関与した被害は、1都9県で約170件確認されており、被害総額は約5億7000万円に上る。薬物を取り扱うよりもいいシノギということか。
ただ、2020年に稲川会は「詐欺に加担したものは破門する」本部から通知を発している。トップに賠償責任などが及ぶ可能性があるためといわれる。
ムエタイなどで使うミットの中に隠して、タイから大麻を販売目的で密輸
ムエタイなどで使うミットの中に隠して、タイから大麻を販売目的で密輸したとして、暴力団幹部の男が逮捕されました。
警視庁によりますと、指定暴力団・稲川会系暴力団幹部の大岩正延容疑者は今年2月、仲間と共謀して、大麻およそ3キログラム、末端価格1500万円相当をタイから販売目的で密輸した疑いが持たれています。
大麻はムエタイの練習などに使うミットの中に隠され、発覚を免れるためか、段ボールにはムエタイ選手が試合前に頭につける、お守りも一緒に入っていたということです。
警視庁は認否を明らかにしていませんが、大岩容疑者が幹部を務める暴力団を巡っては、これまでに7つの密輸事件が摘発され、覚醒剤など4億1600万円相当が押収されているということです。2024/10/30
薬物の密輸も活発に行なっているようです。逮捕されたのは、大岩正延(おおいわまさのぶ)。指定暴力団・稲川会代表理事、十五代目大草一家本部長、大岩組組長。
武闘派組織として知られていた。
2016年1月、山口組が分裂したときに、稲川会のなかにも神戸側の山健組と親しい組織があったといいます。
神戸山口組の井上邦雄・組長と食事会をしていた中村豪・箱屋一家(千葉県松戸)は稲川会から破門をされたが、解散せず、独立組織として存続した。
これを縄張りの揉め事という理由で、大草一家の若頭(No.2)伊澤隆志(48歳)が実行犯として銃撃、中村豪の乗った車を襲う。同乗していた組員が重傷、さらに関係各所に発泡が相次ぎ、襲撃が続いた。
違法風俗店の売上金収受 容疑で組長ら2人再逮捕 茨城県警
茨城県土浦市桜町の違法風俗店摘発を巡り、売上金の一部1150万円を受け取っていたとして、県警土浦署と生活環境課、組織犯罪対策1課は22日、組織犯罪処罰法違反(犯罪収益収受)の疑いで、
指定暴力団稲川会系組長で千葉県佐倉市、無職、男(47)と、同県千葉市、運送会社役員、女(40)=いずれも売春防止法違反容疑で逮捕、処分保留で釈放=を再逮捕した。
茨城県警は2人の認否を明らかにしていない。
2人の再逮捕容疑は共謀し2022年6月〜今年5月、土浦市桜町2丁目の店舗型性風俗店「マハラジャ」の店舗経営者らが売春する女性に場所を提供することで得た収益の一部を、千葉県四街道市内の金融機関にある女名義の口座に振り込ませた疑い。
茨城県警は暴力団の収入源だった可能性があるとみて調べる。茨城新聞 2024/10/22
茨城県にある風俗街、北関東では最大のものですが、ここは松葉会から分裂した関東関根組という老舗組織が本部を起きしきっていると思われました、
が、組織の大きさに比例して、稲川会や住吉会などが入り、好き勝手やっているようです。この事件も千葉の稲川会が関与、風俗の違法性より資金が暴力団に流れていたことが警察の癇に障ったようです。
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