冬の富士山を配信中に滑落 亡くなった配信者

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2019年10月『ニコニコ生放送』でライブ配信をしながら冬の富士山を登り、足をすべらせて滑落死したTEDZU(テツ)。

事故発生当時は、いい歳の中年男性が、無装備で軽装、無謀なことをやって命を落とし、救助などの人たちに迷惑をかけた馬鹿案件として扱われていた印象です。

が、弁護士を夢見て、何年も挫折、安アパートの貧困生活、47歳で末期がん、ニコ生では登録者は190万にもいるが、僅かなリスナーのリクエストに答えるしかなかったという背景もあるようです。

ほとんど自殺に近かったのか、切ないものを感じさせる。

動画は今でもニコ生、YouTubeで残されている。

雪の富士山頂の様子を生配信していたが、「滑る!」という声とともに雪の斜面を落ちていく様子が生配信された。およそ1000㍍滑落し、2日後に遺体で見つかった。

この日は、珍しく、風もなく、穏やかでな日差しだったといい、軽装かつ登山の装備もなく、冬富士の山頂まで行けてしまう。しかも、ステージ4の大腸がんの身体で。

死後、特定する人たちがいたようで、住まいは、東京・西早稲田の4畳の家賃2万5000円のアパート。友人の出張もなく、仕事をしている気配もなかったという。

10年以上も弁護士を目指し、司法試験に向けて勉強していたという。

日本の大学には経ておらず、アメリカに留学し、弁護士を目指してようですが、それも叶わなかったようです。

昔は司法浪人10年とか普通にいた話ですが、2006年に司法試験改革が行われている。弁護士が増え質は下がりましたが、法科大学院に入ることができれば、そんなに長期間の浪人は解消されたはず。法科大学院にいかない選択もあり、難易度が高い予備試験からのコースを選んだよう。

ニコ生というプラットフォームで配信をしていたようですが、人気は振るわなかったようです。登録者が多くても聞いてくれるリスナーが少ない人のことを「過疎放送」と呼ばれるという。当然、収入もわずか。

東京の学生が住むような安アパートに引きこもるような生活、

努力しても司法の道は開けず、配信も僅かなリスナーしかいない。身体も深刻な病に犯された先の見えない47歳。少ないリスナーのリクエストに応えようとしたのか?

人柄も良かったと伝わっており、切ない気持ちにさせられる。

【高画質ノーカット版】富士山でニコ生ライブ配信中に滑落。高速で斜面を滑り落ち、岩に身を削られバラバラ遺体で発見。ダーウィン賞を受賞【死亡事故】
【高画質ノーカット版】富士山でニコ生ライブ配信中に滑落。高速で斜面を滑り落ち、岩に身を削られバラバラ遺体で発見。ダーウィン賞を受賞【死亡事故】 Youtubeから拾ってきました。転載元は下記となります。【高画質ノーカット版】富士山でニコ生ライブ...
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