やり方が気になるとこです。が、結構、ザル法なようで、違う目的が勘ぐられています。
日本のアダルトコンテンツは相変わらずのモザイク処理、無意味化していますが、規制を緩和するのか、強化するのか気になるところです。競争力は抜群にあると思いきや、これも中韓に負け始めてるようです。
簡単に、
運営は、閲覧者に年齢確認を求めるというもの。免許書などアップロードが必要。というもの
アダルトコンテンツを無制限に開放し、問題がある場合は、投稿するコンテンツの制作者には責任追わせ、運営には免責規定があり、逃れられるというものが気に入らないらしい。
他の州でも動きがあり「未成年者にとって有害なコンテンツ」について運営サイトが責任を負う法律は、2023年1月にルイジアナ州で成立。アーカンソー州でも法制化が行われました。
位置情報を変更できるアプリはたくさんあります。利用しようと思えばできますが、ハードルが一段上がります。
今のところ厳しい罰則はないようですが、抜け道を使った利用者が未成年だった場合、運営に責任を追わせたい、まずは、その手初めてという感じです。未成年の保護を全面に出し、抜け道うんぬんの話ではないところが、ちょっと怖さがあります。
ユタ州の宗教的背景が強く影響しているのは疑いがありません。
ユタ州は、人口の64%がモルモン教徒(末日聖徒イエス・キリスト教会)といわれ、その総本山は州都であるソルトレイクシティ市にある。議員も大半が信者です。
モルモン教はキリスト教ではない?という人がいます。カトリック、プロテスタント、東方正教会とはちがい、伝統的なキリスト教の歴史系統を辿ってはいません。
モルモン教徒(末日聖徒イエス・キリスト教会)側は、キリスト教の一派として積極的にアピールし寄っているようですが、カトリック、プロテスタント側の人から見れば、キリスト教に近い別の宗教と受け止めています。
学生時代、宗教学という講義を履修しましたが、プロテスタント福音派の講師だったためか、モルモン教に対してネガティブだったことを記憶しています「宗教のようなもの」「私は伝統的クリスチャンですが、あの人達は….」という言い方です。
名称に「イエス・キリスト」が含まれているためキリスト教系列の宗教に見られがちですが、基本的な教義の違いから、カトリック教会、正教会、プロテスタント教会諸宗派といったキリスト教の主流層から、モルモン教はキリスト教ではないとされています。
1830年にジョセフ・スミスが立ち上げた新興宗教。相容れない教義があり、異端とされていますが、その一つとして、三位一体(父と子と精霊)の否定、神はかつて人だった……などなど。決定的に相違している点が多くあります。
ポルノには超絶批判的で、ポルノを提供するものは悪魔(サタン)の誘惑、インフルエンザ、コレラなどの伝染病にたとえ根絶する必要があるとしている。もちろん性行為の避妊、不倫、中絶は強硬な反対な姿勢です。
モルモン教の戒律には「純潔の律法」があり、結婚して初めて性的関係を許さる、これはプロテスタント福音派にもみられることですが、ポルノに関わる人達を認める訳にはいかない原動力になっています。
ガーメントという下着も特徴的なことでも有名です。ときどき映画などで馬鹿にされる感じで描かれます。
戒律が厳しく、コーヒー、紅茶、お茶、タバコ、アルコール、違法薬物などの摂取を禁止されています。依存症になるものや自律神経を刺激するものは、基本的だめなようです。
強制ではありませんが、収入の1割を教会側に献金すること求められています。いわゆるお布施です。このへんが新興宗教らしく、献金する額によって罪が許されるようで、不倫などの戒律に反することをしても、追放されることはないようです。
最近は見なくなりましたが、白人の大学生がスーツ姿で勧誘していることが都会では見受けられました。英語に興味はありませんか?という感じで、行き交う人にアポを取っていました。大学生になると外国に布教活動を強いられるようです。
2023年2月に、モルモン教のファンドに米証券委員会が調査はいったことがニュースになったことがあります。宗教非課税を利用し、巨額ファンドを運営していると思われ、その額は13兆とも。これは和解に向かうようですが、計り知れない資金を有しています。
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