Sonic Drive-Inで12歳少年が店員を射殺

社会考察

米国のファーストフード「ソニック・ドライブイン・レストラン」で12歳の子供が注意され、店員を射殺したというニュース。

すごい話だなと思ってしらべると、

まず「12歳の子供がAR式22ライフルで、6発が発砲」。AR-22自動小銃のことだと思われますが、単発では、殺傷能力は低いとありますが、この威力です。

近年、AR自動小銃というのが流行していると言います。

ARとはアーマートライフルの略。有名なのはAR-15。ニュースになる乱射事件には多く使用されています。日本では「ゴルゴ13」が愛用しているM16と同じです。軍の制式名はRifle, Caliber 5.56mm, M16。

2019年、神戸山口組・古川恵一・組長が兵庫県尼崎市の飲食店前の路上で射殺されました、このとき使われた銃もAR-15の自動小銃。マスコミは馴染みのあるM16と表現しました。

AR-15の広告

1963年、AR-15を「狩りの素晴らしいパートナー」として一般向けに販売されました。殺傷能力が高く危険な武器です。1986年に銃所有者保護法が定められるまでは、銃販売業者らは自動火器を合法的に販売することができました。もちろん猟銃として。

転換点となった事件が、1989年にカリフォルニア州ストックトンの学校で起きた銃乱射事件。クリーヴランド小学校の児童、教職員5人が死亡、29人が負傷した。この事件で使用されたのは中国製AK47のコピー品でしたが、半自動小銃の規制に向かいます。多くの人が買い求めてしまったため。

1994年、クリントン政権がAR-15の複数のモデルを含む、攻撃用武器を禁止する連邦法が国会を通過。しかし、AK-47やAR-15モデルといった18種類の火器を禁止したが、半自動火器の全てを禁止したわけではなかった。

今回、使用されたAR-22は規制を逃れるために作られた、小型で弾丸の口径小さいの自動小銃。

クリントン大統領が、銃規制に踏み切ったものの2004年、この法律が失効してしまいます。連邦法は州ごとの規制より優先させるものですが、このとき大統領はジョージ・W・ブッシュ。

銃の規制するわけがなく、むしろ自由に購入できるようになってしまう。AR-15の全モデルは再び、すぐに手に入るようになった。

ARの自動小銃は種類が多いため、これだけの情報では特定はできませんが、ショートバレルと呼ばれる携帯性に優れたものが人気があるようです。

12歳の子供が!と驚くべきところですが、事件があった場所はテキサス州です。この州では、2021年9月から規制を緩和し、銃器を合法的に所有している住民が別途の免許を発給されたり、訓練を受けたりしなくても公共の場所で銃器を持ち込むことを許可しています。

この話題で驚いたことに、殺害された店員さんのタトゥーです。これも価値観の違いでしょうか、接客しなければいいのかな。

ただ裁判では無罪になる可能性も。発砲した未成年ですし、襲われて身を守るためとか、勘違いしたとか…

口論になった原因は、店の建物の近くで小便をしていたところ、デイビスさんを含む店の従業員たちに目撃されたためですが、ソニック・ドライブ・イン(Sonic Drive-In)というチェーン店は、注文をするとローラースケートの店員さんが運んできてくれるイメージです。

2022年、46州に3,550店舗を展開している全米第5位のハンバーガーチェーン、ドライブインチェーンでは1位となっています。ソニックバーガーとトースターサンドイッチが看板メニューで、ドリンク類が豊富なことで有名です。

日本では見かけることはありませんが、お店の横には、ずらりと駐車スペースがあり、空いているところに車を入れます。

メニューが設置され、注文を終えるとローラースケートの店員さんが運んできてくれ、車内で食事を楽しめます。こんな感じです。

昔、旅行したときに利用したとは思うんですが、アービーズかも?記憶が定かではありません。

マックシェイクのような飲み物にウィスキーが入っていたり、店員さんがローラースケートで運んでいたり、美味しいかった思い出ですが……注文するのに一生懸命で、チップとか必要な店だったのかな?昔過ぎて記憶がたどれない。

 

社会考察
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク

コメント

タイトルとURLをコピーしました