「ゼロ・ポイント・フィールド仮説」死は存在しない

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難治性T細胞リンパ腫という難儀な病気を患ってしまい「死」については、身近に感じていますが、意識的に考えないように努めています。

入院していたときに、同室だった20代と思われる男性は、任天堂Switchを一心不乱にしていた光景が焼き付いています。今思うと「無」になれたのか。ゲームは思考停止し「無」になれるし、現実から逃避するには、いい装置です。

骨髄移植をしたときのことです。

無菌室で生着がうまくいき、一般病棟に移ったときのこと。後遺症を抑えるために、うさぎの耳下腺から取った薬(名前は忘れました)を投与したときに、心肺機能停止(CPA: Cardiopulmonary arrest)に陥りました。

この薬を投与するときは、胸に電極パッドを付けてモニターされていましたので、すぐに処置がされたので、大事には至りませんでした。

気がついたときには、心臓マッサージをされ、たくさんの看護士さんに囲まれています。時間を読み上げる人、酸素吸入器を準備している人、AEDを持っている人・・

「おかえり」と担当の看護師さんが笑いながら、さすってくれました。

これがちょっと複雑です。辛い治療から解放されたからかな?死に向かうとき生じる感覚なのか?わかりかねますが、気持ちよさがあったんです。

なんとも言えない快楽を味わったの確かです。真っ白のなか、ゆっくり落ちていく感覚?表現しようがないんですけどね。

ざわざわとお祭りみたいな音がずっと聞こえていたような・・この後、辛かったです。胃カメラ飲んだり、GVHDという副作用がずっと続きました。心臓マッサージは、数日間、鈍い痛みが残ることも知りました。

 

「ゼロ・ポイント・フィールド仮説」

「死」「脳」についての本を読むようになりましたが、ちょっと面白かったです。ただ難解で途中かなり、飛ばし読みをしてしまい、解説のYouTubeを頼りにしています。理系でないと理解は難しいかもれません。私は無理でした。

簡単に言うとゼロ・ポイント・フィールドという場所があるそうです。宇宙の至る所に存在していて、そこにホログラムとして記録されているというもの。だから「死」という概念は存在しない。

宗教?と思ってしまいますが、最先端科学だそうです。オカルトでもスピリチュアルでもないと。量子力学から見た驚くべき仮説。かなりぶっ飛んでいますが、最先端科学の考察らしいです。

最先端科学?かも知れませんが、スピリチュアルを飯の種にしている人達から見れば、ご馳走でしょう。自己啓発にも使われているようです。

クリストファー・ノーラン監督によるSF映画『インターステラー』もこんな感じの、世界観があると思っったけど、ちがうかな?

「ゼロ・ポイント・フィールド仮説」とは|田坂広志『死は存在しない』

死後の世界は謎に満ちている。「次は、どのような人間に生まれ変わるのか、そのことを考えると、死ぬのが楽しみだ」とチベット仏教の最高僧ダライ・ラマ法王十四世は死を語り、「いまだ生を知らず、いずくんぞ、死を知らん」と孔子は記し、神学者で医者のアルベルト・シュバイツァーは死とは何かと訊かれて「死とは、モーツァルトが聴けなくなることだ」と答えた。

死について明確な答えを用意するのは難しいが、死についての思索を深めたい読者にとってこの本は助けになるかもしれない。著者は科学技術を学ぶ工学部に進学の後、先端科学の原子力工学の専門課程で博士号を取得。その後、米国の国立研究所を経て、原子力関係の国際学会で委員を務めた経歴をもつ。現代の科学者であり研究者としての道を歩み、唯物論的な世界観を培ってきた人物が「死後」に光をあてる。

古今東西の思想家や宗教家は「死」についてさまざまな考えを示してきた。著者によれば死に関する書物は、「宗教的」「科学的」「医学的」な視点から語られたものに分けることができる。しかしどの書物も読者が抱くすべての疑問に答えてはくれない。これまで多くの宗教家によって語られ、無数の人々によって信じられてきた神秘的な現象や体験の正体に対して本書は「ゼロ・ポイント・フィールド仮説」を説く。

「『ゼロ・ポイント・フィールド仮説』とは、一言で述べるならば、この宇宙に普遍的に存在する『量子真空』の中に『ゼロ・ポイント・フィールド』と呼ばれる場があり、この場に、この宇宙すべての出来事のすべての情報が『記録』されているという仮説である。」

たとえば仏教の「唯識思想」における「阿頼耶識」と呼ばれる意識の次元。古代インド哲学の思想「アーカーシャ」の中に、ゼロ・ポイント・フィールドと極めてよく似た考えを見ることができる。ゼロ・ポイント・フィールドには、過去から現在までの出来事の情報だけでなく、未来の出来事の情報も存在するという。

著者はさらにすべての情報はゼロ・ポイント・フィールドの中に「波動情報」として記録されていると付け加える。量子物理学的に見るなら世界のすべては「波動」であり、情報は「波動干渉」を利用した「ホログラム原理」で記録されているという。ホログラム原理とは、波動の干渉を使って波動情報を記録する原理のこと。

「量子真空が、一三八億年前に、この壮大な森羅万象の宇宙を生みだした場であり、その中に、無限のエネルギーを宿している場であることを考えるならば、不思議な説得力をもった仮説である。」

一人の科学者として不思議な現象を科学的な根拠を用いて説明する本書は、専門用語が多く難解だ。それでも、もしこの仮説を受けいれるなら、これまで人類史で繰りかえし語られ、わたしたちの探求心と好奇心をくすぐってきた「死後の世界」に関する謎を説明できるようになるかもしれない。

『死は存在しない』田坂広志/著

この著者の田坂氏は、多摩大学大学院教授で、政府の内閣官房参与にも就任した。東大工学部で物理学を学んだが、人生の節目で目に見えない「運気」という存在を感じる出来事が何度かあり、「ゼロ・ポイント・フィールド」の仮説を使って、スプリチュアル的なこの「運気」を、科学の視点から説明している

「ゼロ・ポイント・フィールド」仮説で中心となる人物は、ハロルド・E・パソフ博士。

パソフ博士は、アメリカの名門スタンフォード大学で電気工学の博士号を取得後、レーザー工学の研究をしていたが、1980年代に世界で最も大きな研究機関SRIインターナショナルで、米陸軍の研究プロジェクト「スターゲイト計画」(後にCIAがに移管)に参加した。

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